(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2013年4月 8日
4月7日 第52回放送
厚生労働省が発表した2010年「都道府県別平均寿命」で長野県が男女そろって1位になり
長寿の指標「健康寿命」と「年齢調整死亡率」を合わせ「健康長寿の三冠王」になりました。
長野県で「健康づくり運動」旗振り役を務めた鎌田さんが『カマタ流健康法』を指南します。
今でこそ「健康長寿の長野県」ですが鎌田さんが赴いた30数年前は、脳卒中が日本で2番目
に多く、「諏訪中央病院」のある茅野市は、県内でも一番脳卒中の死亡率が高い地域でした。
そこで脳卒中を減らすために、鎌田さんたちは地域へ出て「健康づくり運動」を続けました。
食事をはじめとする生活習慣を少しずつ変えるように指導を続け、住民・医療機関・行政が
一体となって取り組んできた結果が、今日の健康長寿県につながったと鎌田さんはいいます。
そこで、具体的な例を挙げて「誰でも出来る健康づくり・健康維持」の方法を伝授します。
まずは「長野県は野菜の摂取量が日本一」で、野菜を食べることの大切さからお話します。
続いて「減塩運動の成果」、海はないけど「血液をサラサラにする魚」と「海藻」を食べて、
「キノコなどの繊維」もよく食べ、「えごまや胡桃」などのいい油を摂ることの意味とは?
「発酵食品」の味噌・醤油・納豆・チーズ・ヨーグルトなど免疫に関係する食品の摂取量が
多いことも長寿を支えている秘訣。脂肪燃焼作用があるトマトの話。「薬味」としての生姜
・とうがらし・ねぎ・わさび等は「クスリ」でもあるのでその薬効を説きます。
健康を望むなら今からでも生活習慣を変えること。専門的な言葉で「行動変容」といいますが
ちょっと生活を変えれば、誰でも健康に近づけるし健康になれます! 始めてみませんか?
今週はメモをご用意してお聴きください!