(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2012年12月 4日
12月2日 第34回放送
東京は憧れの街、夢の街。東京で"がんばろう"と上京する人もいれば、失意の内に去って
行く人もいます。『東京』をテーマに鎌田さん村上さんがそれぞれの想いを語り合います。
昭和23年生まれの鎌田さんの最も古い記憶は、荒川が流れる北区岩淵町にあった長屋で隣
家は親切な大工さんと左官屋さん家族がいた生活。物心つく頃には杉並区和田に移りますが
「養子の實クン」が気まずい思いをしないですむようにという養父の配慮からの引越です。
学生時代は名画座やライブハウスによく通い"クラス中でもっとも東京に居つくはず"と思
われた鎌田さんが、"医者のいない地方に行くのもいいかなぁ"とあっさり長野県へ移住。
一方、京都生まれの村上さんは小学4年生の時に父親の転勤に伴い上京。言葉と濃い味のう
どんにカルチャーショックを受けながらも、順応性の高さを発揮してほどなく馴染みます。
東京で想い出の街といえば、駒込・目黒・渋谷。中でも高校の3年間を過ごした「駒込」。
受験で苦い経験をしながら入学した高校ですが、やはり勉強よりも好きな将棋に熱中し先生
を口説いて「将棋研究会」を設立して将棋三昧。のんびり過ごした高校時代が懐かしい!
後半は、昭和33年のオープン以来半世紀以上にわたって東京のシンボルとして聳える「東
京タワー」にまつわるエピソードをタワーの麓で写真館を営む田島みどりさんが語ります。
田島さんの父・松永寿郎さんはタワー工事中から撮り続け、貴重な写真を数多く残していま
すが、遺志を継いだみどりさんも昭和30年製のカメラで同アングルで撮り続けています。
「世界一」を目指して、それが達成することを身近に教えてくれたのが「東京タワー」。
人々の胸に去来する想い出と共に、東京のシンボルとしての存在はこれからも続きます。