(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。
(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2012年7月24日
7月22日 第16回放送
医師の鎌田さんは患者さんの訴えに対していかに耳を傾けるか。村上さんは聴取者の声や
ゲストの話をいかに聞きとるか。この二人の共通点である「傾聴」が今回のキーワード。
ゲストは視覚に障害を負いながら国の内外で活躍するヴァイオリニストの川畠成道さんです。
川畠さんは8歳の時に旅先のロサンゼルスで飲んだ薬の副作用で視力に著しい障害が残り、
目に頼らず耳で学べるヴァイオリンを10歳から始めました。しかし、常に不安は付きまとい、
幾度となく挫折も味わいます。その度に周囲の理解と励ましに後押しされて今日のポジションを
築きました。艱難辛苦を乗り越えられた最も大きな力は、自分の内なる声"自分はヴァイオリンが
好きなんだ、音楽が好きなんだ!"を聞いていたからといいます。
演奏会で多忙を極める姿を夢にみた川畠さんですが、その姿が現実になるといつしか演奏が
機械的になっているのではと気づき、自分をもっと投影できるようにテーマを設けたコンサートに
切り替えて、ファミリー向け、ソナタシリーズなど様々なテーマのコンサートを開催しています。
また、2007年に結婚した点も転機の一つに上げ、良き理解者である夫人の話も披露します。
【プレゼント】『川畠成道ソナタシリーズ2012 初の無伴奏プログラム~バッハとイザイ~』
公演日時:9月15日(土曜日)13時30分開演 会場:「第一生命ホール」(中央区晴海一丁目)
ペアで3組をご招待します。ご応募はメール・FAX・ハガキで、7月27日必着とします。