友樹くん!大ちゃん!と呼び合う仲の2人!そんな意外な2人の仲は?「実は今日ここで会うのが3回目」

友樹くん!大ちゃん!と呼び合う仲の2人!そんな意外な2人の仲は?「実は今日ここで会うのが3回目」

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7月9日放送の『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)に、声優の小野友樹がゲストで登場し、友樹くん、大ちゃんと呼び合うようになったきっかけや、佐久間が好きな小野が演じたアニメキャラクターや小野が声優になった経緯についてトークを行った。

僕にとってはお友達でもあり師匠でもある」-

友樹くん!大ちゃん!と呼び合う2人。2人は出会ってからまだこれが3回目だという。

「これを聞いてる人は、2人そんな親密な関係なの?ってなるかも。友樹くん大ちゃんって名前言い合ってますけど、僕たち実は今日ここで会うのが3回目。しかも大ちゃんて言ってくれるじゃないですか?僕大ちゃんって呼ばれるのって家族の中でも母ちゃんとあと親戚の女性陣にしか言われないですよ。だから男性から大ちゃんって呼ばれるのは初めてでうれしい」

初回から放送を聴いていたという小野。聞いていたラジオに出演することについて尋ねられると、

「初回から拓篤さんがゲストに来ている回とか、小野大輔さんとか堀江由衣さんの回とかひとしきり聴かせてもらってて。拓篤さんは仲良くされてるみたいだったけど、他の皆さんはゲストで始めましてこの日が、みたいな人が多い中、この1ケ月くらいで一気に。なんなら2回目は昨日だし」

2人が急速に仲良くなったきっかけは、アフレコでの共演にあると2人は話してくれた。

「昨日の夜、ご飯を一緒に食べまして。あと何だったら最初に僕がこうヴァンガードの方のアフレコをさせてもらった時に初めて掛け合いさせてもらったのが、友樹くんだった。その時にいろいろと友樹くんが僕にアドバイスをたくさんくれた。台本への書き込みの仕方とかあるんですよ。ページをめくる時に次のセリフがすぐにあったら、この印をつけておくとすぐにめくれるようになるよとか」

「大ちゃんからこの後お時間ありますか?って声をかけてきてくれた。そこからじゃあ行こうか。ってなって、そこで確かにちょいちょい話した。やっぱり教わらないと知る機会がないことなのに大ちゃんだったりとか、芸能の方からいらっしゃった方はその機会が意外となく現場にホーイって放り込まれてどうしたらいいの!?みたいに意外となってらっしゃることが多かったりするから、そこで俺なりにこういうところを気をつけるとよりいいぜ!みたいな」

それが嬉しかったと語る佐久間。小野も同様に、佐久間に教わったことがあったと語る。

「なんか色々なひっかけとかがあったりして、それを教えてもらったんで僕にとってはお友達でもあり師匠でもあるんですよ。初めてのテレビアニメのレギュラーだったので。アフレコ自体も前回が『白蛇:縁起』っていう中国アニメーションでそれをやってから1年半ぐらいたってて。久々だ、どうしようってなってたらすごい教えてくれたりして。あと台本修正っていうのがあるんですけど、その修正の書き込みがなんだこの記号は?とかあるんですよ。わかんなくて、でも自分なりに解釈でこうかなっていうのも友樹くんが教えてくれたり。初めてのアフレコの後に2人でランチしてそこでいろいろと教えていただいた」

「昨日話してて大ちゃんもある意味、芸能の先輩ではあるから。そういう時って友樹くん実はこういうことなんだよみたいなことを話してくれて。俺にとってもそういう部分では先生。お互い先生の部分があったりするから面白いよね」

「マイルドがワイルドに。Sexy Zoneの曲みたい」-

『黒子のバスケ』火神大我役をはじめ、『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』の東方仗助。はたらく魔王さま!芦屋四郎役など人気キャラクターを担当するほか、7月から放送開始となったカードファイト!! ヴァンガード will+Dressでは、桃山ダンジ役を演じられ、声優として佐久間大介と共演している。

数多く存在する小野の出演作の中で、佐久間の中で印象の強い作品とは…

「僕的には隣の怪物くんの名古屋とか。多分そこで初めて小野友樹くんをちゃんと理解した。(小野によるニワトリ披露後)こんなにニワトリうまい人いる?みたいな。ニワトリ本物じゃないかなと思ってたら、小野友樹くんで」

佐久間にとって印象深いこのニワトリ。小野が、実はオーディションがあったと明かしてくれた

「あれちゃんとオーディションしたからね。次の話数からニワトリが出ます。SEとかでもいいんだけど、割と感情を豊かに表現するニワトリちゃんだから、やっぱり声優さんにお願いしたくてっていう形で、その話に出てた声優10人ぐらい順々にマイク前でニワトリやってその中で俺が一番リアルだった。皆さんかわいらしかったりした中で、俺だけ妙にリアルだったから(笑)」

更に、他にも印象に残っている作品は数多いと語る佐久間。

「あとは、あの食戟のソーマのイサミ・アルディーニ。イサミ聞いた時にマジで気づけなかった。え?これ友樹くんなの!?って。ちょっとやっぱこうやっぱみんなの中では多分火神大我一番強いと思う。火神めっちゃかっこいいじゃないですか?であのワイルド系の声のイメージがあった中で、イサミがすごいマイルドな。マイルドがワイルドに。Sexy Zoneの曲みたいだ。Mildも地球の裏側じゃやっぱWildになるんで。でもすごいそこもあったし、『寄宿学校のジュリエット』で犬塚露壬雄役ですよね。めっちゃ好き。僕は蓮季(狛井 蓮季)が好きだったんですけど、蓮季一生懸命で可愛い。ジュリエットでは、茅野愛衣さんとも共演されてます。あと、やっぱり『めだかボックス』では人吉善吉。西尾維新先生大好きで、ヤベーおもれーってなってた中でアニメ化した」

「人生の節々にこういう奇跡的な引き寄せみたいなものが、たまにある」-

今回、番組でGRANRODEOと、栗林みな実の楽曲がOAされたが、小野はこの2組のアーティストには運命的な思い出があるという。

「かけてくれた2曲が運命的で、俺が、声優を志したきっかけになった作品っていうのが、『君が望む永遠』っていうタイトルのアニメ。大学1年の時にやってて、高校時代はサッカー選手になろうと思って頑張ってやってた。全国大会を出てプロになるって決めてたんだけど、高3の秋っていうギリのタイミングで足に治らないケガをしちゃって、スポーツができなくなって夢を失った状態で大学に入ったんだけど、その時にこの作品を見て、声優さん、声の世界すげーって言うのを知って、イベントとかに足を運ぶようになった。谷山さんがその時の主演で、谷山さんとイベントでたまたま話す機会があって、お客さんとして行ってたから良くないんだけど、たまたまタバコ休憩中の谷山さんを見かけて、普通の喫煙所にいて、今ちょっと話しかけていいですか?みたいに不躾に、マネージャーさんもいらっしゃって、許可を一応いただいてお話した時に、すごくフラットに話してくださって。懐の深さをすごい感じて、この人と同じ職場で働きたいと思って声優になろうと思った。その時の主役が谷山さんでヒロインが栗林さんだった。で、時が流れて『黒子のバスケ』アニメ化ってなった時に僕が火神大我役で、ジャンプで同時にアニメ化されたのが、『めだかボックス』。黒子の方はGRANRODEO、谷山さんが歌ってらっしゃって、めだかの方は栗林みな実さんが主題歌っていう、ヒロインと主人公の2人。だから、黒子とめだかは僕にとって運命的な2作品。人生の節々にこういう奇跡的な引き寄せみたいなものが、たまにある」

小野「次のダンスのレッスンの予定が、D.D.だった」-

佐久間との出会ってすごく嬉しかったことがあるという小野。それはいったい何か。

「コロナ禍に入る前はダンスがすごく好きで、友人のダンスの先生に毎週習ってた。うまいとかじゃなくて、踊るとか体を動かすのが大好きってだけなんだけど、コロナ禍に入る直前の次のレッスンの予定が、D.D.だった。(Snow Manのデビューシングル)だから、ちょっとだけフリも覚えてる。(なんで、D.D.やろうと思ったんですか?という問いに)パッと見て、これ踊りたいなとすごい思った。あとバク宙が実は俺出来て、バク転教室に通ってた。ライブでバク転を披露したいなと思って数年前に通ってて。やるじゃん?曲中で。あれいつか俺も決めたいなと思った」

佐久間は、そんな小野に対してめっちゃかっこいいハイスペックすぎません!?と称賛しつつ、いつかD.Dを踊りたいと話す小野に、「もしわからないことがあったら言ってください」と語った。

「台本の文字を見ながら人形劇を見るって目、どうやるの?」-

初めてレギュラー声優として出たアニメについて佐久間に問われ、小野が自身の声優人生のスタートを振り返ってくれた。

「大学在学中に通い始めたんだけど、4年生の時にデビューはできて、本当に運命的なタイミングでオーディションにいきなり合格させていただけて、その時のレギュラーで初めては、『Saint October』っていうタイトルのアニメの、ケーキを毎週焼いてくれる神父さん。お芝居は全く習ってなかった。サッカーしか本当にやってなくて、高校も進学校みたいな感じだったから、朝練とかに力を入れてない中、学校にちゃんと許可を取ってグラウンドを一人で借りて自主練してたりとか、サッカー馬鹿そのもの。近所の神社に100段怪談ってのがあって、それを毎朝ダッシュで20往復かな?やったおかげで、50メートルそう6秒切った。結構早くて。やるって決めたらやりきっちゃうタイプの馬鹿だった。そればっかりやってたから、全然お芝居、特に何かを読んだりとか全然できないかった。…最初谷山さんと話した時に声優になるぞって決めて、その日のうちにどうやったらなれるのかなって調べ始めて、専門学校に通おう!みたいな特集があって。そこの10校ぐらい片っ端から行った体験入学で。最初の専門学校で人形劇にアテレコをしましょうみたいな感じで台本3枚ぐらいの渡されて、で人形劇映像を見ながらはい、どうぞ。みたいに言われたんだけど、台本の文字を見ながら人形劇を見るって目、どうやるの?って。テレビで当たり前のように見てたけど、実際やるのってこんなに難しいのから入った。どうすりゃええねんっていうのが最初だったから、家で自分でアニメ録画してそれを5分ぐらいのシーンを抜き出して、自分で台本で起こして、父ちゃんからかっぱらってきたビデオカメラをテレビの前に置いて、アニメを再生しながら音声は切って、マイクの方で自分の声を台本を読みながら当てるっていう疑似アテレコ練習会みたいな手弁当でやって、50本くらい台本作ったんじゃないかな。色んなシーン、いろんなキャラクターで。楽しむ才能があった。全部努力って思ってなかった。そこからだったけど、当然芝居も何もわかんないから、最初芝居がわからなかった時は、プロの皆さんの芝居をヘッドホンでずっと布団被って聴きながら、それと同じ風にしゃべるってのをずっとやってた。お芝居ってこう喋るんだっていうのを喉に覚えさせてた。耳と喉に、こういう雰囲気みたいなのを。本来やっちゃダメなんだけど。型がついちゃうから、絶対やっちゃダメ。色々な声優さんの要素みたいのが入った状態のお芝居をずっと現場でやっちゃってたから、色々な役はできて、色々な現場に呼んでもらえはしたんだけど、お前に何をこれって言って任せていいかわかんないって言われたときに、得意なのどれって言われたときに、なんでもやろうとしちゃったから、そこからの数年は苦しんだ。特急券みたいなものだった。お芝居をひたすら人のを聞いて、真似するのはショートカットはできるけど、オンリーワンは遠かった」

毎週土曜日20時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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