“馬鹿よ貴方は”のコンビの距離感 相方に個人の活動を見られたくない!?~12月11日「週刊!芸人自身」
放送作家の北本かつらさんが大ファンのお笑いコンビ“馬鹿よ貴方は”の、新道竜巳さん・平井“ファラオ”光さんが、12月11日の放送作家北本かつらの「週刊!芸人自身」に登場。未だに相方の目線を怖れるファラオさんが、新道さんが尖っていた時期のエピソードを語った。
番組企画「週刊!芸人自身」では、芸人自ら芸人スクープを話していただき、芸人界を盛り上げていきます。
“馬鹿よ貴方は”新道竜巳さんによる“新道報”は…
「普段、コンビ間の会話が無いなかで、“ジャケット買ったんだけど、どう?”と相方に話かけたら、“…まあ、良いんじゃないの?”と言われて、なんか嬉しかった」
北本かつら「ネタ合わせとか、仕事の会話はするけど、いわゆる“オフの会話”を普段してないんですね」
新道竜巳「こんなただの会話が嬉しかった瞬間になるんだ、って話なんですけど」
北本「これは、ファラオさんは覚えてるんですか?」
平井“ファラオ”光「えてないですけど、そのとき着てきたジャケットは覚えてて。茶色いジャケットにハイビスカスの花柄で、めちゃくちゃダサかったんですよ。たぶん回答に困ったんだけど、当時は相方も尖ってたから、気を遣っての“良いんじゃないの?”だと思いますね」
北本「(新道さんが)思ってたのと違ったんですね(笑)」
ファラオ「すさまじくダサかったんですよ」
新道「“おおっ、良いの見つけてきたね~”って感じだと俺は思ってたから。それ以降会話をしてないので、そのちょっとの会話で想像していたので…」
北本「普段、ほんとに喋らないんですね」
そんなファラオさんは、個人の活動を相方の新道さんに見られるのが嫌なようで…
ファラオ「色々知ってるんで相方のことは、“どういうことを考えながら観ているか”とかも分かるんで」
北本「あー、なるほど!“どう解釈してるのか”とか“どう分析してるのか”とか。たしかに、新道氏の芸人分析とか『新道竜巳のごみラジオ』とか聴いてると、ちょっと怖いですよね」
新道「言われます。“怖いんじゃないか”って言われるんだよなぁ」
ファラオ「最近でこそ、ちょっと丸くなってきたんですけど、やっぱり尖ってる時期を知ってるから。あの頃、自分以外のすべての人間を見下してましたからね」
新道「“他人を尊敬する”ってのを覚えましたね」
ファラオ「お尖り様の時期を知っているだけに、怖さが残ってるんですよ」
北本「色々、(新道さんの)噂は聞いてるんですよ。自分を追い込むために、好きな女の子をわざと他の男性に取られるように仕向けて、ちくしょー!ってなってから、ネタを書いてみる。とか」
新道「それで書こうとしたら、悔し過ぎてペンが運べなかったんです。ぜんぜん書けなかったんです、ツラすぎて(笑)」
放送作家 北本かつらの「週刊!芸人自身」は毎週土曜日、文化放送PodcastQRから配信中。