浜美枝のよい食と共に
2024年9月29日『ニシパの恋人 トマトジュース』
今回は、北海道です。
JAびらとり 営農生産部 農産課 一ノ瀬竣太さんと
お電話をお繋ぎしました。
〇 そちらの特産品を教えてください。
JAびらとり特産の生食用トマトで糖度の高い
「桃太郎」を使用した『ニシパの恋人 トマトジュース』です。
〇 おいしそう! ちなみに、ニシパの恋人とは何ですか?
北海道一の出荷量を誇るびらとりトマトや
その加工品をブランド化した名称です。
ニシパとは、アイヌ語で、紳士・旦那などを表します。
ニシパが健康な体を保つために、真っ赤に熟れたトマトを
毎日食べて、恋人のように愛してしまったという
ストーリーからネーミングされました。
〇 素敵ですね。そもそも、JAびらとり管内のトマト作りは
どのように行われてきたのですか?
元々、お米の栽培が盛んでしたが、
1972年に減反政策がすすめられたことをきっかけに、
6軒の農家がビニールハウスでトマト栽培を始めました。
農家の方々の熱心な取り組みや地道な努力に加え、
JAびらとり管内は北海道の中でも降雪量が少なく、
夏は涼しいためトマト栽培に適しています。
今では、栽培面積が100ヘクタールを超え、
販売額は40億円を超える北海道随一のトマト産地になりました。
〇 まさに、環境と調和した持続可能な農業の典型ですね。
お客様の声はいかがですか?
「おいしい」と大好評です。
トマトが苦手な方からも「このトマトジュースなら飲める」といった
嬉しい声もいただいています。
〇 「ニシパの恋人 トマトジュース」はどちらで購入できますか?
JAびらとりのホームページから購入できます。
塩が入っているタイプと入っていないタイプの両方を御用意していますので、
お好みでお選びください。
それぞれ、1缶190グラムの30缶セットで税込3888円です。
送料は別途かかります。
〇 わかりました。おしまいに、一ノ瀬さんは、農業やJAを通じて
SDGsのためにどんなことができると思いますか?
それこそ、このトマトジュースがそうなのですが、
良品として売り物にならなかったハネ品のトマトを
ジュースなどの加工品にしているので、
ロスを減らすために使えるものを使う、ということですね。
〇 わかりました。一ノ瀬さん、ありがとうございました。