浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2024年5月20日 紫陽花ブルー

この日曜、両国で行われている大相撲夏場所は中日を迎えた。
今場所も誰が優勝するのか分からない状況である。
それにしても休場力士が多い。
場所前に、先場所優勝の尊富士(たけるふじ)、東小結・朝乃山が休場、二日目から横綱・照ノ富士、大関・貴景勝、三日目からは大関経験者・高安(九日目から出場)。
七日目からは、大関・霧島、関脇・若元春も今場所姿を消す。
相撲に怪我はつきものと言われてはいるが、傷だらけの力士達である。
力量伯仲なのか、7日目を終えて、幕内に勝ちっぱなしがいなくなっている。
優勝は、番付からいくと「琴櫻」だろうか。
後半は疲れも出てくる。これからも目が離せない。
琴櫻と言えば、しこ名を変えた初めての場所である。
祖父の横綱琴櫻を継いだのだ。
祖父のしこ名に恥じぬよう、後半戦も気合いを入れて一日一番の気持ちで土俵を務めていくことだろう。

名前と言えば、久しぶりにユニークな競走馬の名前が耳に入ってきた。
競馬のオークス観戦のため、テレビを見ていた。オークスまでには時間があり、京都競馬場の11レースの実況が流れてきた。
すると「イチネンエーグミ」というサラブレッドが走っていた。
「1年A組」である。
競走馬のネーミングにどんな決まりがあるのか調べてみた。
競走馬の名前は、馬の所有者がつけるが、自由に命名できるわけではない。
馬主も守らなければならない厳格なルールがある。
もっとも基本的なものは「カタカナで2~9文字」という決まりだ。
馬名を審査、管理しているのはジャパン・スタッドブック・インターナショナルという公益財団法人である。
登録はデビュー前の2歳までがほとんどだという。
馬の所有者は第3希望まで申し込み、早ければ翌日には認められる。
最盛期には8人の職員で馬名審査をするという。
「有馬記念」や「天皇賞」などに代表される最高峰のG1レースで優勝した馬の名は、二度と使えないことになっていて、他にも、G1優勝馬や現役馬とまぎらわしい名、広告や宣伝のための馬名もつけられない。
私が調べた年は、第一希望の約15%弱が却下されていた。
一方、大レースの優勝馬でなければ、一定の期間を過ぎると再使用できる。
そのため、83年の日本ダービー馬ミスターシービーや98年にジャパンカップを制したエルコンドルパサーには、「先代」がいたのだ。
ところで、「イチネンエーグミ」の馬主は7頭の馬を所有し、全ての馬にイチネンサンクミやロクネンニクミといった学級名を名付けているという。
何だか楽しくなってきて、他にも面白い名前はないかと調べると、「ウサピリカ」と言う人が調べてくれていた。
いくつか紹介すると、

アノヒノアヤマチ・・・馬主は内田 玄祥氏ユニークなネーミングが好きらしい
オオタニサーン・・・アメリカ大リーグのアナウンサーが大谷選手のことを「オオタニサーン」と実況したのがこのあだ名の始まり。
オレデイイノカ・・・謙虚というか優勝を躊躇うような名前
ギュウニュウ・・・馬なのに、余程の牛乳好きと見た
ソコヲナントカ・・・馬主の祈りがうかがえる
ソノバシノギ・・・調教しっかりしているのか
ナムアミダブツ・・・父馬がオルフェーブルという良馬なのに、こんな名前つけていいのかという厳しい意見もあるようだ
ポテチ・・・こちらも父馬がオルフェーブル
ミカッテヨンデイイ・・・金八先生からとったとか
ミズノコキュウ・・・鬼滅の刃好きなのか

どなたか、「イツカアナタト」と付けてくださいませんかね。
応援するのになあ。

様々な種類の紫陽花が咲き始めた。


紫陽花ブルー
紫陽花ブルー

紫陽花パープル
紫陽花パープル

琵琶が実る頃
琵琶が実る頃

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