2月もあとわずか。
今週水曜は弥生3月。
すでに各地から春の便りが届いている。
静岡県河津町で、早咲きの桜として知られる河津桜が見頃を迎えた。
桜の名所の河津川沿いには4キロにわたって850本の桜の木が植えられ、多くの観光客が訪れて、花見を楽しんだ。
岡山県勝央町の農園では、農業用ハウスで桃の人工授粉の作業が始まっている。
農家のスタッフは、棒の先に毛糸の玉を取り付けた道具を使い、7分咲きとなった極早生品種「はなよめ」のめしべに、一つ一つ丁寧に花粉を付けている。
人工授粉の作業は、3月上旬まで行われ、「はなよめ」は露地ものよりも2か月ほど早く、大型連休が始まる4月の終わりごろには収穫と出荷が始まる予定だ。

雪解けが進む中、岩手県奥州市からは鮮やかな黄色の花びらを開くフクジュソウが姿をあらわしたという。
新潟県上越市では24日、高田城址公園でウスカンザクラが開花したと発表した。
ウスカンザクラは公園内にある桜の中で最も早く開花する品種で、去年は3月14日に開花していて、今年は2週間以上早くなった。
わがベランダの沈丁花、可愛らしい花が開き始め、今年も芳しい香りをプレゼントしてくれている。

2月最終日の28日(火)から、一気に暖気が優勢となり、気温が急上昇する見込みで、28日(火)の最高気温は、札幌で10℃、東京都心では18℃まで上がり、4月上旬並みの予想。
気象庁が今月21日に発表した3か月予報によると、今年の春も高温傾向で、九州から北海道は、気温は平年より高い予想。
日本気象協会の桜開花予想では、今年のさくらの開花、全国的に平年並みか早めで、福岡や高知で、3月19日に開花スタートになり、東京は3月22日見込み。
今から楽しみである。

水温む

花咲きし

外の方から花は咲く