浜美枝のよい食と共に
2023年1月29日『イタドリ漬』
1月29日は、高知県です。
JA高知市 女性部 鏡支部 支部長 鎌倉京子さんとお電話をお繋しました。
○そちらの特産品を教えてください!
高知の春の芽吹きの山菜の1つ「イタドリ」を漬物にした『イタドリ漬』です。
○イタドリというのは、どんな形や味なのですか?
東京の河川敷でも生えていますが、なぜか高知県以外では食べられていません。見た目はワイルドなアスパラガスという感じです。
そのまま食べると酸っぱいので、皮をはいで塩漬けにすると酸っぱさが抜けます。その後は水にさらして塩を抜き、味付けをします。
○イタドリ漬は、いつから作られているのですか?
JA高知市の女性部が、20年前、商品開発しました。元々は、その歯ごたえから「しゃくしゃく漬」という名前でしたが、「しゃくしゃく漬って何?」とよく聞かれるので、食材を商品名にした「イタドリ漬」に改名しました。
○イタドリについては、JALの国内線のファーストクラスの機内食で採用されているそうですね?
はい、イタドリを油で炒めて提供されているそうです。
○「イタドリ漬」は、どちらで購入できますか?
東京・銀座1丁目にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」で販売しています。
また、JA高知市の生活課でも電話注文が可能です。
電話番号は、088-883-3120です。
平日の午前9時から午後5時半までにお願いします。
しょうゆ味、うす塩味、ピクルス味の3種類があって1袋税込450円です。
○鎌倉さんにとって「よい食」とは何ですか?
ふるさとの味、おばあちゃんの味、母の味
美味しいものをみんなで分け合って楽しく食べる幸せです。
鎌倉さん、ありがとうございました!