今回は、山口県です。
ＪＡ山口県　周南統括本部　玉井　由美子さんとお電話をお繋しました。

○そちらの特産品を教えてください！

ＪＡ山口県の周南園芸部会が生産した地元産のかぼちゃ「栗五郎」、にんじんの「京くれない」をそれぞれ使用した『あまカボッちゃ・にんじんまるごとプリンセット』です。

○どんな経緯で商品化されましたか？

元々、私は営農指導員をしていて、土づくりから作物が出来るまでを担当していましたが、農家さんが大きなかぼちゃを作っても、おいしいのに値段を叩かれてしまうケースをよく見てきました。
大きなかぼちゃでも加工品にすれば収入が増えますし生産の拡大、生産者の意欲向上につながると思い野菜を使ったプリンの商品化を考えました。

○かぼちゃの「栗五郎」と、にんじんの「京くれない」のそれぞれの特徴を教えていただけますか？

栗五郎はホクホク系のかぼちゃで甘みが強いのが特徴です。
京くれないは、金時にんじんと五寸にんじんを親に持ち、カロテンが豊富で栄養価も高いのが特徴です。
プリンについては、野菜が３分の１も入っていますし皮も種もこして作っているので、野菜の栄養が丸ごと摂れます。

○お客様の声はいかがですか？

一般的なプリンのようにプリプリしているというよりは野菜をまるごと食べてる感じでおいしいという声をいただいており、何度も購入していただく方が多いです。

○どちらで購入できますか？

「あまカボッちゃ・にんじん　まるごとプリンセット」は、ＪＡタウンのホームページから購入しできます。２つの味が３つずつ、６個セットで税込３７８０円です。送料は別途かかります。

おしまいに、玉井さんにとって「よい食」とは何ですか？

思いを馳せることです。作る人は食べる人を思い、食べる人は作る人を思うのが、よい食だと思います。

玉井さん、ありがとうございました！