浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2022年9月26日 秋の陽

今年のシルバーウイークは、前半も後半も天気が荒れた。
台風15号は、発生から温帯低気圧に変わるまで1日と、台風としての期間は短かったものの、台風の接近に伴い、本州付近に雨雲のもととなる暖かく湿った空気が大量に流れ込んだため、静岡県など東海地方では記録的な大雨となった。
24日午前6時までの24時間降水量の日最大値は、静岡市で416.5ミリ、静岡市鍵穴で405.0ミリ、藤枝市の高根山で403.0ミリと、いずれも観測史上1位の値を更新した。
静岡市の9月の降水量の平年値は280.6ミリなので、今回の雨で9月の1ヶ月分の降水量の約1.5倍の雨が降ったということになる。

台風15号接近の影響で静岡県内は23日夜から24日未明にかけて、猛烈な雨が降った。
県中西部を中心に雨雲が停滞して線状降水帯が発生。
気象庁は11市町に対し、記録的短時間大雨情報を計32回発表した。
大雨による土砂崩れなどで3人が死傷、1人が行方不明となっている。
広い地域で道路の冠水や浸水害も確認された。
東海道新幹線は県内区間で運転の見合わせが続き、東名や新東名高速道が通行止めされるなど、交通機関も大幅に乱れた。
記録的な大雨の影響により、静岡県内を流れる菊川など複数の河川で「氾濫危険情報」が発表され、静岡県の袋井市、掛川市、浜松市などで、一時、警戒レベル5「緊急安全確保」が発令された。
また、中部電力によると、土砂崩れの影響で静岡県葵区にある送電線の鉄塔が2基倒れ、一時、広範囲で停電が発生した。
比較的短い時間に一気に大量の雨が降ったため、道路が冠水したり、低い土地に水が流れ込んだりしたほか、床上・床下浸水などの被害も相次いだ。

被害に遭われた方々にお見舞い申し上げる。
台風は、ここ30年で見ると、年間25程度発生し、約11が日本に接近し、3程関東に近づく。
9月が最も多いが、10月も可能性がある。
他人事と思わず、災害に対しては、できるだけ準備しておきたい。

さて、お彼岸である。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、つい先日まで夏のままだった空気が、秋を纏いだしている。
街の様々な木々が実をつけ、拡大の時期を迎えている。
立ち寄った寺の置き石に、トンボが止まり一休み。
季節は動いている。

秋の陽
秋の陽

落葉
落葉

実り
実り

一休み
一休み

有難いけど耐え難い
有難いけど耐え難い

まだまだ落ちるぞ
まだまだ落ちるぞ

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