浜美枝のよい食と共に
2022年9月4日「大阪生まれのトレビスリゾット」
9月19日(月)から25日(日)までの1週間が「文化放送 SDGsウィーク」です。
SDGs・・・これは「私たちみんながこの地球で豊かに暮らし続けられる世界」を実現するために、国連が掲げた、2030年までに達成すべき17の目標のことです。
自然とともに歩む農業の営みは、SDGsにも通じるものがあります。
SDGsの観点から、各地の特産品を紹介していきます。
今回は、JA大阪市 営農生活部 部長 北野善史さんとお電話をお繋しました。
○そちらの特産品を教えてください!
イタリア野菜のトレビスを使った「大阪生まれのトレビスリゾット」です。
○トレビスは紫キャベツに似て、紫の葉が特徴ですね。どんな経緯で商品化されたのですか?
大阪市では、市内で生産された農産物に付加価値をつけ、新たな産地ブランド化の推進に取り組んでいます。
東京に次いでイタリア料理店が多い大阪で、「今後はイタリア野菜に力を入れよう」という声が上がり、3年前からトレビスの生産を始めています。その後、コロナ禍となり、日持ちする加工食品の企画が持ち上がったため、「大阪生まれのトレビスリゾット」が商品化されました。
○どんな特徴がありますか?
トレビスもお米も野菜も大阪市内産で産学連携の商品です。商品ラベルやネーミングについては四天王寺短期大学の学生に協力してもらいました。地域の食や農業の魅力を発信する新たな商品となりました。
○市内の野菜を使ったり、学生たちの協力は持続可能、地域振興にもつながりますね。
お客様の声はいかがですか?
美味しいという声をたくさんいただいています。
レンジでチンをしなくても食べられますし、夜食や非常食としても活用していただきたいです。
○『大阪生まれのトレビスリゾット』はどちらで購入できますか?
JAタウンのホームページで購入できます。
1カップ210グラムで、12個セットで税込3500円です。送料は別途かかります。
○北野さんは、農業やJAを通じてSDGsのためにどんなことができると思いますか?
地域で連携して、地域の農業や農産物の可能性を追求していくことで、豊かな食・農・地域の未来に貢献していきたいと思います。
北野さん、ありがとうございました!