浜美枝のよい食と共に
2022年5月29日「堺の玉葱すーぷ」
今回は、大阪府です。
JA堺市管内 堺4Hクラブ 会長北田拓司さんとお電話をお繋しました。
○まず、堺4Hクラブとは、どんな組織なのでしょうか?
地元の若手農業者の組織で、現在17名おります。4Hとは、クラブの4つの信条「Hand、Head、Heart、Healh」の頭文字から取りました。
○では、そちらの特産品を教えてください。
「堺の玉葱すーぷ」です。
○どんな経緯で商品化されましたか?
今も、堺4Hクラブのメンバーが栽培している玉葱を市内の学校給食で使用しているのですが、大きさが7センチを下回ると、規格外となってしまいます。この食品ロスを防ぎたいという思いと地産地消の推進という面から、玉葱スープの商品化に至りました。
○「堺の玉葱すーぷ」は、どんな特徴がありますか?
コンソメ味に仕上げています。お湯に溶かして使うタイプのスープで、旬の野菜を入れて煮込んだり、味噌汁の出汁、チャーハンや唐揚げの下味などにも使えます。
また、このスープを使ったオリジナルレシピを管内にある帝塚山学院大学 人間科学部食物栄養学科の学生さんたちに考えていただき、商品にリーフレットを同梱する等、地域とも連携しながら、食べることの楽しさや農業の大切さを伝えています。
○お客様の声はいかがですか?
リピーターも多く、「こういう商品少ないね。飲みやすい」といった声をたくさんいただいております。
○「堺の玉葱すーぷ」は、どちらで購入できますか?
JA堺市管内の「ハーベストの丘 農産物直売所またきて菜」の店頭で販売しています。
お近くにいらっしゃった際はぜひお立ち寄りください。
○北田さんにとって「よい食」とは何ですか?
安心安全はもちろんですが、皆さんの食卓で楽しめるような食がよい食だと思います。
北田さん、ありがとうございました!