「青森県弘前市の弘前市りんご公園で、リンゴの花が見頃を迎えている」
週末の土曜、こんなニュースを耳にした。

そういえば、青森・弘前出身の知人が自慢げに話していたっけ。
「弘前は２度花見が出来るんだぞ！
１度目はサクラ。弘前城公園、有名だろ？
５０種類のサクラが、数千本（約２７００本）！
そりゃあもう沢山のサクラが楽しめる。
ソメイヨシノでしょ！？　あと５月からはヤエベニシダレでしょ...
だから１カ月位サクラが見られるの！
それと、２度目は、リンゴの花！　これも綺麗なんだなあ...白い花でね...」
東京に住む彼が、ふるさとの光景を、懐かしそうに話す。
「青森は、サクラの花が終わったなあと思う頃、リンゴの花が咲き始めるから、さらにワクワクするわけよ。サクラで終わりじゃないわけ！」
ここで話は止まらない。
「あとな、サクラは、花びらが散ってから葉が出てくるけど、リンゴは葉が出てから花が咲くの。面白いよね！」
「へえ～」

そんな青森県弘前市の「弘前市りんご公園」で、リンゴの花が見頃を迎えているという。
りんご公園には、８０種、約２３００本のリンゴの木があり、今年は４月２８日頃に一部が開花し、大型連休中に開花が進んだ。
「弘前りんご花まつり」が始まった５日、市長が挨拶した。
「日本一のりんごの産地である弘前ならではの、りんごの白い花が咲き誇る季節になりました。桜祭りに次ぐ２回目のお花見を開催したい」。
やはり、２度の花見は郷土の誇りなのである。
「いつか訪れてみたい」そう思った。

東京街角の花1

東京街角の花2

東京街角の花3