浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2022年1月31日 沈丁花 花言葉は

北京冬季オリンピックが2月4日、パラリンピックが3月4日に開幕する。
1924年、初の冬季オリンピックがフランス・シャモニー・モンブランで開かれた際は、4競技14種目、258選手で行われた。
それから98年、北京オリンピックは7競技109種目、パラリンピックは6競技78種目に多様化した。
7競技とは、スキー(55種目)、スケート(28種目)、アイスホッケー(2種目)、ボブスレー・スケルトン(6種目)、リュージュ(4種目)、カーリング(3種目)、そしてバイアスロン(11種目)である。
109種目で約2900人の選手が競う。

1972年の札幌オリンピックは、35種目で、スキーは16種目。
1998年の長野オリンピックの際は、68種目。
うち、スキーは33種目だった。
そこから、スノーボードやフリースタイルスキーなど若者に人気の種目が増えていったのである。
北京オリンピックでの新種目は、ジャンプ混合団体、フリースタイル・ビッグエリア男女など7種目である。
米国をはじめとする民主主義国家は、中国国内で起きている人権侵害問題を提起し、北京での五輪開催に厳しい姿勢を取っている。
今回は、こちらに関しては触れないで置く。

ところで、北京とはどんな町なのだろう。
北京は、中心街がほぼ平らだが、約1万6000平方キロと、日本の四国の9割ほどの面積を持つ。
中心街から50キロほど北に行くと、中国屈指の歴史的遺産・万里の長城がある。
斜面が必要な競技向けの施設は、長城よりさらに北側にある2つの街に新たに設置された。
北京の冬は日中でも連日マイナスだが、スキー場が開けるほど雪は降らない。
郊外会場で開かれる屋外競技は、ほぼ全面的に人工雪で行われるという。
北京周辺の2月の降水量は1カ月で4ミリ。降水日数も月に3日ほどしかない。
北京大会は、約300基の人工降雪機「スノーガン」を使って人工雪をまいた後、専用のトラックでゲレンデなどに広げる。
人工降雪機自体は、過去の大会でも雪が足りない部分に補充したりするのに使われているが、会場のほぼ全体を人工雪で賄うのは例がないと指摘する。
天然雪には空気が多く含まれており、雪質が柔らかくなるという特徴を持っている。
一方、人工雪は雪に含まれる水分の密度が高いため、硬くて滑りやすいという特徴がある。
スピードは出るが硬いため、転倒した際の体へのダメージは大きいといわれている。
世界中の代表選手が競い、自らの限界がわかっているとは察するが、主催者側の安全へのベストな配慮を願う。

近所の「沈丁花」が可愛らしい花を開き始めた。
花言葉は「勝利」「栄光」
ある日ふと 沈丁の香の 庭となる 今井つる女

 沈丁花 花言葉は
沈丁花 花言葉は

  • twitter
  • facebook
  • radiko
  • twitter
  • facebook
  • pagetop
Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.