寺島尚正 今日の絵日記
2021年10月18日 コスモスの園
北海道稚内市では17日初雪が観測された。
平年より2日、去年より17日それぞれ早く、平野部での初雪の観測は今シーズン道内で初めてだ。
札幌市の手稲山でも17日朝に初冠雪を観測したという。
東北地方も、各地で今シーズン1番の冷え込みとなり、岩手県の岩手山では初冠雪が観測された。
17日日曜、雨模様の東京も、正午の気温が14.1度しかなかった。
これは11月下旬並みの気温。
前日土曜の正午の気温と比べて7度~8度ほど低くなった。
国営昭和記念公園は、先日コスモスの「レモンブライト」が見頃を迎えた。
そのほかにも「あかつき」や「日の丸」「センセーション」などが私たちの目を楽しませてくれている。
しかし急に気温が低くなると体調も支障をきたしがち。
散策をして体は温まるとはいうものの、冷えたときのために羽織るものが必要になってきた。
ところで、この季節、栃木からは、「とちおとめの出荷が始まった」という知らせが届いた。
県内でもいちごの生産が盛んな真岡市にある集荷場には、地域の農家から、収穫したばかりの県の主力品種「とちおとめ」など330パック、およそ85キロが運び込まれたという。
今年は、天候がよく暖かい日が多かったため、いちごの生育状況がよく、出荷時期も例年並みの時期で、酸味と甘みのバランスのよいおいしいいちごに育ったということだ。
去年10月からことし6月末までの昨シーズンのJAを通した栃木県産のいちごの出荷量は2万660トンで、54年連続で全国一となる見込み。
今シーズンのとちおとめの出荷は来年6月上旬ごろまで続くという。
暑さを引きずっていた日本列島も「冬」の姿が見えてきた。