浜美枝のよい食と共に
2021年4月11日「ギャバの甘酒」
今週は、鳥取県です。千代むすび酒造株式会社 社長室長 岡空聡さんとお電話をお繋ぎしました。
○そちらの特産品を教えてください。
JAとっとり西部のGABA米を使用して作った世界初の糀甘酒「ギャバの甘酒」です。
○ギャバ米とは何ですか?
ギャバとは体に良いとされる天然アミノ酸です。
特殊な機械で籾に熱と水を加えて、GABA成分をお米の内部に浸透させたのがギャバ米で、千代むすび酒造がGABA成分を通常より多く含んだ糀甘酒を製造しました。
GABA米は、鳥取県を含めて全国に2例しかありません。
○どんな経緯で「ギャバの甘酒」が造られたのですか?
鳥取県の伯耆町に一般米をGABA米に加工する施設が平成29年に誕生しました。GABA米だけでは伝わりにくいので、
加工品を造れないかと相談を受けました。その中でGABA米を使った甘酒は世界に1つもないことがわかり、是非造ろうということになりました。
甘酒のノウハウは当然ありましたが、どこまでGABA米を削ればいいか、試行錯誤の末、GABAの数値と味わいの一番いいところを見つけたので、去年10月に商品化できました。
○お客様の声はいかがですか?
幅広い世代で「おいしい」という声をいただいています。
ちなみに、保存料、甘味料は一切使用していませんし、ノンアルコールでお子様でも安心です。
○「ギャバの甘酒」は、どちらで購入できますか?
「千代むすび酒造 オンラインストア」や「JA鳥取西部オンラインショッピング」で購入できます。
1瓶785グラム入って税込1000円です。
送料は別途かかります。
〇おしまいに、岡空さんにとって「よい食」とは何ですか?
家族や仲間で集まって食べる食事です。
岡空さん、ありがとうございました!