寺島尚正 今日の絵日記
2021年2月15日 今年も咲いた
宮城、福島両県で最大震度6強を観測した13日深夜の地震は
津波の被害はもたらさなかったが14日時点で負傷者は、
宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川の9県で150人となった。
JR東日本は、東北新幹線の設備が被災したため、
全線運転再開まで10日前後かかるとの見通しだ。
住宅被害が相次ぎ、宮城、福島では少なくとも約240人が一時、
新型コロナウイルスの感染防止対策が取られた避難所に身を寄せたという。
また、福島では断水が続き、医療機関も影響を受けている。
国内で震度6強以上の揺れを観測するのは、一昨年平成31年6月、
山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震で新潟県村上市で震度6強の揺れを観測して以来だ。
今回の地震について、専門家は「震源の場所やメカニズムからみて陸側のプレートに沈み込む太平洋プレートと
呼ばれる岩盤の内部で起きた地震とみられる。
比較的震源が深いため津波の被害はないが、規模が大きく、広い
範囲で強い揺れを引き起こしたとみられる。この領域では、以前から地震活動が活発な事に加え、東北沖の巨大
地震の影響も残っている。今後1週間程度は同程度の激しい揺れに注意が必要だ」と話している。
今回の地震、東京は震度4だった。侮るなかれ、我がアパートでは被害発生。
高さ1メートル50センチ位の所にあるオーブン天板上に置いてあった土鍋が床に落下し二つに割れた。深夜の
地震の際、布団の中で「ゆらゆら結構揺れているな」と感じていた時、台所から「ガチャン」という落下音。さ
ほど大きな音でもなかったので「コーヒー豆の缶が落ちたか」と勝手に推測し、確かめにはいかなかった。翌朝
、フライパンが落ち土鍋が割れているのに驚愕。
オーブンの上が滑りやすかったのは事実。せめてシリコン製のシートを敷いて滑り止め作用を働かせておくべき
だった。いや、何より比較的高い所には重い物を置いてはいけないのだ。寝室は落下物が無いように工夫をして
いたが、地震はいつ襲ってくるかわからない。台所にいる時でなくてよかった。
ケガ人の1人になるところだったのだ。
どこかで弛んできている自分を戒め、改めて災害に備えねば。
ベランダで沈丁花の蕾が開き始めた。