寺島尚正 今日の絵日記
2021年1月18日 おうち時間の味方よん!
新型コロナウイルス対策の為、1都3県に緊急事態宣言が発出されてから1週間が経った。
感染症の専門家は「緊急事態宣言が出されたあとも、
対象地域で人の動きがそれほど変わっていないことを危惧している。
これで感染状況が下火にならなければ宣言の延長やより強い対策をしないといけなくなる恐れがある。
ここで感染を食い止めるため不要不急の外出を控えること、
少しでも症状があれば人とは接触しない、適切に医療機関を受診する、
といったことをいま一度心がけてほしい」と呼びかけた。
緊急事態宣言の対象地域が11の都府県に拡大されてから初めての週末となった16日の人出は、
主な地点で、日中、夜間とも1回目の宣言のときより大幅に増えた。
発症から診断、報告に至る過程で時間差もあるので、
その日の感染者はおよそ2週間前の感染を反映していることになる。
専門家は「全国で見ると、年末年始の期間に大きく上昇していた傾向が、
少し下がりつつあるように見えるが、まだ、緊急事態宣言の効果が出ているのかどうかも含め、
もう少し時間がたたないと正確な分析ができない。
また、都道府県単位で見ると、神奈川県など東京都の周辺の県ではまだ速い速度で増加が見られる傾向が続き、
地域によっても大きな差がある状況だと思う」と指摘した。
また政府は、緊急事態宣言を長引かせないためにも、
不要不急の外出自粛や出勤者の7割削減などの対策を去年春に宣言が出された時のように徹底するよう呼びかけている。
小生、外食もままならぬ中、少しでも部屋で楽しもうと「釜」を買った。
釜めしの「釜」である。1合用の固形燃料で熱するものだ。
安いものは1700円位からあるが、地震などで停電した際、
頻繁に使っても壊れないものをと考え金属製4000円弱の釜セットを購入。
17日は、丁度、阪神淡路大震災から26年。
届いたばかりの「釜」で炊いてみた。スーパーにある「釜めしの素」を手にすると、3合用。
ここは、自分で調合するしかない。いったん店を出てインターネットで検索すると、あるある。
再び入店し、しめじと味付き油揚げ、焼き鳥の缶詰をカゴ入れた。
部屋に戻り、米1合を20分水に浸し、水140、白だし20ml、あとは、しめじと焼き鳥を入れて蓋。
25グラムの固形燃料に火をつければ、後は炊けるのを待つだけ。
燃料の炎を見つめるのも悪くない。焚火とは違った趣。釜と蓋の間から蒸気が出始め、
美味しそうな出汁と米の香りが漂う。やがて炎が下火になった。そこから20分程蒸らしたら出来上がりだ。
木蓋を開け、小さな杓文字で碗に盛る。テーブルに運ぶのも待ちきれない程お腹がワクワクしている。
いよいよ、透明に近づいた水蒸気を纏ったご飯を口に運んだ。
出汁を纏った米が口に旨味を広げ、咀嚼を促す。
「ああ、美味しい~」あっという間に大半を平らげた。
完食したかったが、腹を摘まんで我慢。
明日の釜めしは、タコでも入れてみようかな。
いかん!こりゃあ、太る。
運動もして、新型コロナウイルスに負けないようにしたい。