寺島尚正 今日の絵日記
2020年9月28日 昭和記念公園 こもれびの里にて
今週後半はもう10月。年の4分の3が過ぎていく。
今年は全世界が新型コロナウイルスに振り回されている。
そんな中、政府の観光需要の喚起策「Go Toトラベル」の対象に
10月から東京発着の旅行が加わり、全国に拡大される。
外国人の新規入国も10月から本格的に再開。
こちらは日本で3か月以上過ごす人が対象。
人数は感染の有無の検査が可能な1日1000人程度が上限だ。
政府はこの9月から外国人の再入国を一部解禁した。
新規入国はタイやベトナムなど8つの国と地域のビジネス関係者の一部だった。
10月以降は、新規入国も認める。留学生の入国は全面再開し、観光客の解禁は見送る。
入国者には、感染の有無の検査やホテルなどでの2週間待機、
受け入れる企業・団体などを義務付けるとのこと。
「新型コロナ感染拡大防止」と「経済再生」という二兎をバランスよく追わねばならないのが現実である。
「Go Toトラベル」の対象に10月から東京発着の旅行が加わるのに先立ち、
政府の分科会は感染リスクを高める具体的な行動の例を挙げて十分な注意喚起をまとめた。
提言の中では、移動する旅行者の数を抑制しなくても、
旅行中に「感染リスクを高める行動」を避けることで、
地域を越えて感染が広がる可能性を下げることができるとしている。
また「感染リスクを高める行動」として、これまでに感染が起きている行動の例を示した。
具体的には、
1・飲酒を伴う懇親会、
2・大人数や深夜に及ぶ飲食、
3・マスクなしでの会話、
4・仕事後や休憩時間、
5・寮などでの集団生活、
6・換気の悪い空間での激しい呼吸を伴う運動、
7・屋外活動の前後の車での移動や食事
の7つを挙げた。これまでの感染例からのものだ。特に注意したい。
土曜日、小雨の中、国立昭和記念公園に行った。
「黄色のコスモスが見頃を迎えている」との話を聞いて行ってみたのだ。
立川口から入り、日本庭園を眺めたり、
昭和30年代の武蔵野の農村風景を再現している「こもれびの里」で
雨宿りをしながらコスモス畑に。途中の小路で虫たちの声も聴いた。
再び立川口に戻ったのは2時間半後。これでも、昭和記念公園の半分も味わっていないという。
傘を差しながら、450円の小旅行、中々素敵だった。
感染リスクの低い旅行、大いに結構だと感じた。次は何処に行ってみようか。