浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2020年7月27日 梅雨の合間

東京、26日、新たな新型コロナウイルス感染者は239人。
1日の感染の確認が200人を超えるのは6日連続となった。
自分や周りは、3密や手洗い・マスクなど注意しているのに感染者は減っていかない。
検査数が増えていることが理由の1つのようだが、重症化する人が少しづつ増え、
対症療法しかない現実に、「いつか私も?」と不安がのしかかってくる。
それでも、私達は守るべきことをしっかり行っていくしかない。
折角の4連休も自粛ムードで外出を控えた方が多かったと推察する。
加えて天気も荒れた。
26日も東京は大気の非常に不安定な状態が続き、昼頃から局地的に激しい雨が降った。
それにしても雨が多い。
東京都心では今月18日まで19日間連続で雨が降り、1985年の15日間連続を超えた。
平年より遅れている関東甲信の梅雨明けだが、8月にずれこむ可能性があるという。
今週は太平洋高気圧の勢力が西日本では強まるものの、東日本では弱く、
関東は来週末にかけても日差しの少ない状態が続きそうだ。
ところで、関東では先月下旬から日照時間が少なく、平年の5割程度。
先月25日から今月21日までの各地の日照時間を、平年の同じ期間と比べると、
宇都宮市は45%、水戸市は48%、千葉市は51%、東京都心は52%、
埼玉県熊谷市は54%、横浜市は56%、前橋市57%などと、いずれも5割程度。
スープに入れようと、スーパーで人参の値段を見て驚いた。3本298円。
こんなに高かったか?
調べてみると、日照不足が続いたため、野菜の卸売り価格が高騰していた。
東京都中央卸売市場の21日の野菜の価格はじゃがいもが平年の2.3倍、
小松菜が2.2倍に値上がりしているほか、
人参はほぼ2倍の98%、茄子が82%、胡瓜が70%、葱が55%、レタスが51%、
それぞれ平年よりも値上がりし、多くの野菜が高値になっている。
人参は4月の低温などの影響で、
出荷量が減っていたことに加え日照不足の影響で、
ほかの野菜も生育が悪くなり出荷量が減った。
東京都中央卸売市場への今月中旬の出荷量は平年と比べて、
人参やじゃがいもが3割ほど、茄子が2割余り、葱や胡瓜は1割以上少なくなっている。
農林水産省は野菜の高値はしばらく続く上、
日照が少ない状況が今後も続けば、野菜の出荷がさらに減る可能性があると注視している。
農作物の為にも梅雨明けが待たれるが関東7月25日からの1か月予報を見ると
期間の前半は、平年に比べ晴れの日が少ない。
期間の後半は、平年と同様に晴れの日が多い見込み。
向こう1か月の降水量は、平年並または多い確率ともに40%。
日照時間は、少ない確率50%。
3か月予報を見ると8月、平年と同様に晴れの日が多い。
9月、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。
10月、天気は数日の周期で変わる、と出ている。
新型コロナウイルス感染拡大で気分も沈みがち。
せめて青空を見て晴れやかな気持ちに早くなりたい。
街で桔梗の花を見かけた。青紫が気品を感じさせる。
なぜか信玄餅が食べたくなった。

梅雨の合間
梅雨の合間
気品
気品

  • twitter
  • facebook
  • radiko
  • twitter
  • facebook
  • pagetop
Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.