浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2020年6月1日 待ってました!

今日から水無月。新型コロナウイルス感染の中で梅雨を迎える。
5月10日に奄美、翌11日に沖縄、30日に九州南部、
そして31日四国地方が梅雨に入った。
九州南部が梅雨に入るとその他の地域も間もなくだ。
このあと、九州北部が6月5日頃、中国・近畿が6月7日頃、東海から関東甲信が6月8日頃、
東北南部・北陸が12日頃、東北北部が14日頃と見られている。
今年の梅雨前半の傾向は、気温が平年より高め、
降水量は、西日本は平年より多め。
それ以外の地域は平年並みの予想だ。
梅雨前線が西日本に停滞することが考えられる。
つまり大雨の可能性が否めない。
さらに、平均気温が高く大雨が多い場合、局地的に激しい雨が心配される。
心配といえば、新型コロナウイルス感染の第2波。
福岡県北九州市では31日、
新たに12人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。
北九州市で感染が確認されたのは9日連続で合わせて97人。
北九州市内では今月22日まで23日連続で感染が確認されていなかった。
しかし、今月23日に3人の感染が確認されてから、
24日に3人、25日に6人、26日に2人、27日に8人、28日に21人、
29日に26人、30日に16人、31日12人と、9日連続で合わせて97人となった。
一旦、ゼロになった感染者数が再び増えだし不安が募っている。
もっとも北九州市は、新型コロナウイルスの感染確認が増えていることについて、
今月25日に濃厚接触者のPCR検査の方針を見直したことが要因の1つという見方を示した。
それまでは、発熱などの症状がみられた場合に限って濃厚接触者のPCR検査を実施してきた。
今回これを見直し、症状がない人も含め濃厚接触者全員をPCR検査の対象とした。
北九州市保健衛生部は「感染確認が増えることは覚悟の上で、検査方針の見直しを行った。
感染確認増加はある面当然だといえる」と話した。この話を聞いて他の病の例を思い出した。
それは男性特有の癌、前立腺がん。近年日本でも増加傾向にある。
その理由の1つがPSA検査という腫瘍マーカー値で調べる検査で前立腺がんの兆候がつかめるようになったのだ。
それまでは、実際に発症していても調べる術が乏しかった。
ゆえに発症者数は特筆すべきものではなかったという。
それが検査の確立で、患者が見つかりやすくなったのである。
また前立腺がんは発症してからしばらくは自覚症状が少ないようで、
このあたり、陽性でも自覚症状が無い、もしくは軽症で済む人が8割の新型コロナウイルスと似ている。
今後検査数が増えるにしたがってほかの地域でも感染者数は増えるかもしれない。
専門家は「皆さんは不安にならず感染予防に努めてほしい」と語った。
今日1日から、学校をはじめ、これまで休んでいた様々な業種が再開する。
新型コロナウイルスがいなくなったわけではない。
これまで通り正しい知識で新型コロナウイルスと対峙していこうと思う。

待ってました!
待ってました!
花を愛でる余裕を
花を愛でる余裕を

  • twitter
  • facebook
  • radiko
  • twitter
  • facebook
  • pagetop
Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.