寺島尚正 今日の絵日記
2020年5月4日 自宅に居てもいい湯だな
新型コロナウイルス感染拡大の緊張の中
今年はゴールデンウィークが過ぎていく。
こちらを記している5月3日からあと3日後に期限を迎える緊急事態宣言について、
政府は4日、対象地域を全国としたまま、延長することを正式に決定し、
延長の期限を今月末の5月31日までとすることで諮問委員会に諮る方針を固めた。
延長の理由について、政府は、新たな感染者数は減少傾向に転じている一方、
医療提供体制は厳しい状況が続いていると分析した。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための外出自粛が呼びかけられる中、
全国各地の商工会議所が、新型コロナウイルスの影響で困っている生産者の支援として、
販売情報を集約する掲示板を立ち上げている。
新型コロナの影響により在庫を抱えてしまった為、製品を特別価格で販売を行っているのだ。
北海道では札幌商工会議所が、
全国の百貨店などでの開催が予定されていた北海道の物産展が軒並み中止となったことや、
観光客の減少などから、先月、在庫が過剰となった店舗などの商品を紹介する
「緊急在庫処分SOS!」と名付けたサイトを開設した。
サイトでは、およそ280の店舗のジンギスカン用の羊の肉やイクラなどの商品が紹介され、
関心があれば、それぞれの店舗のサイトなどで購入することができる。
商工会議所のサイトには「苦渋の決断で長期間休業することになった」、
「観光地からお客さんの姿が消えて、全く商品が動かない」といった店舗の切実なメッセージも紹介されている。
先日、個人的には、温泉気分を家で味わおうと、
奥飛騨の「天然湯の花」を取り寄せてみた。
小分け袋の粉末を湯に入れると、無味無臭だが、白い濁り湯に変身。
飛騨の湯を顔に当てると、「あ~」と溜息、ささやかな幸せを感じた。
騒動がおさまったら行ってみようか。