寺島尚正 今日の絵日記
2019年12月9日 見事!
12月3日にイノシシが東京・足立区の荒川沿いを逃走し、警察が出動。
翌日捕獲された。
23区内でイノシシが見つかるのは初めてと言われている。
専門家は「今年の大雨で荒川上流のすみかを失い、
新天地を求めて川沿いに移動してきたのではないか」と見ている。
イノシシの身体能力は高く、時速45~50キロで、
水の中でも最長30キロ泳ぐ。冬は発情期なので、とても危険だという。
出会ってしまったらどうすればいいか。
専門家は
「大声を出したり、物を投げたりすると、
興奮して襲ってくる可能性がある。
目をそらさず、後ずさりしながら離れる。
その際、背中を向けると襲われる可能性があるので背を向けない。
イヌは天敵なので、散歩中に出会うと危険。リードを放して避難すること」
と注意を呼びかけている。
一方8日午前、新潟県南魚沼市の診療所で倉庫に熊が入り込んでいるのが見つかった。
熊は全く動かない状態で、専門家は冬眠の場所に選んだとみている。
熊は目に光を当てると反応はするが全く動かず、眠っているとのこと。
この診療所には通所のリハビリ施設も併設されていて、
当時は利用者などおよそ40人がいた。診療所は8日の診察を中止した。
けが人はいない。
熊の生態に詳しい専門家は「今はクマの冬眠の時期に当たり、
岩穴など適当な場所が見つからずに倉庫を選んだのだと思う。
ことしは餌が不足し、里山に降りてくる熊が多く、
冬眠の直前まで市街地近くで餌を探していたのではないか。
熊にとっては緊急措置的な状況」と話した。
自然は人間だけでなく動物にも多大な影響を与えるのだ。
さすがに熊は東京には出ないと思ったら、そうではない。
インターネットで検索すると
「東京都ツキノワグマ出没目撃リスト」を発見。
それによると、「令和元年11月17日 15時30分ごろ
東京都八王子市上川町1029付近で親子の熊の目撃情報あり
上川口小学校付近。秋川街道、帝京八王子中学校・高校、田守神社、
などがある。お近くにお住いの方は十分ご注意願います。
また、不要不急の外出は控えてください。八王子産業振興部農林課。」
「え!?その道通ったことがある!」
緑の多い住宅街という感じだ。
熊の出没は、奥多摩町や日の出町などが多い。
さらに調べていくと、去年、6月高尾山でも目撃情報が。
登山客が多ければ近寄っては来ないし
この季節は冬眠に入るだろうが、油断は禁物。
私は早朝に登るので気を付けなければならぬ。
銀杏の紅葉が見ごろになっている。