令和初めての８月が行こうとしている。
今年の夏は、ジェットコースターの様だった。
覚えているだろうか、今年の７月、気温が中々上がらなかった日々を。
梅雨が長引き猛暑日どころか
都心では最高気温が25度未満という肌寒い日が、７月12日まで8日間続いた。
7月も半ばなのに　最高気温は「5月並み」。
これはオホーツク海高気圧から吹き出す冷涼な空気の流れ込みが続いた影響。
日照不足で野菜も高騰、特にキュウリが高額になったのには驚いた。
ようやく関東地方が梅雨明けしたのは２９日。
平年より8日、昨年より30日遅い梅雨明けだった。
その後東京が一転、東京都心は暑さが厳しくなり、
８月２１日まで29日連続で最高気温が30度以上の真夏日。
最高気温が35℃以上の猛暑日となったのが10日。
熱帯夜は7月26日以来26日連続で続いた。
７月と８月の落差から、熱中症で倒れる人も多かった。
加えて、台風の影響などでゲリラ豪雨にも見舞われ
天候に右往左往する夏だった。
土曜に、八王子のよく行く自然公園に行ってみた。
野鳥の囀りと共にミンミンゼミが元気だった。
山に花は無くなり、歩行の邪魔になるくらい
樹々の枝葉が伸びている。
夜中に降った雨が残る歩道に団栗を見つけた。
夏から秋へ
季節は歩を進めている。
秋は穏やかに過ぎ、令和初の冬は厳しくならぬことを願う。

緑（あお）の洞穴

クッション付き

実りに向かって