寺島尚正 今日の絵日記
2019年6月17日 令和の梅酒
ここ数年、梅酒作りをしている。
きっかけは、浜松町の裏路地にある梅の木。
この時期実をつけ、それが道に落下。
青や黄色く色付きつつある2L位の梅の実が
10個15個と道に落ちて来る。
繁るその場に家はなく
誰が掃除するわけでもない。
踏まれたり、自転車に轢かれたり
悪臭こそないものの
それを見るにつけ
何だか悲しい気持ちになってくる。
そこで思いついたのが、「浜松町梅酒を作ろう」だった。
落ちている実の100%梅酒は数的に無理なので
店で買ってきた梅の実に3つ4つ加えるというもの。
手順はインターネットでしっかり頭に入れ漬けてみた。
初年、ホワイトリカーに漬けたところ、思いの他美味しく出来た。
これに気をよくして2回目、3回目とチャレンジ。
2リットルの梅酒漬け専用瓶が2瓶。
2年目は、同じように作るのも面白くないので
ブランデーでチャレンジ。
好みにもよるが、我が家では大好評。
3年目は、ウィスキーで。
これは辛口になり不評。
去年はホワイトリカーに戻したが
甘さを控えめにしようと、氷砂糖の量をお勧めより減らしてみた。
半年後、味見をしてみると「酢っぱい!」
「よい塩梅」とはよく言ったもので
先輩たちのアドバイスは、そのまま守るべきだと悟った。
日曜に、今年も梅酒作りをした。
落下した梅の実のうち、痛んでいないものを拾い
しっかり洗った。それを買ってきた梅の実に加えて瓶に入れた。
今年は、ブランデー梅酒。
前回に懲りて、氷砂糖は標準に加えて、1,2倍くらいにしてみた。
さて半年後、味はどうだろう。
令和の梅酒、今から楽しみである。
「つけし日が令和の文字と新梅酒」