寺島尚正 今日の絵日記
2019年2月18日 春、クリオネ
2月19日は雨水。
空から降るものが雪から雨に変わり、
氷が溶けて水になるという意味だ。
草木が芽生える頃で、農耕の準備を始める目安とされてきた。
地方によっても違うようだが、
雨水に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれている。
房総半島の南部千葉県館山市、
「館山ファミリーパーク」で、
約10万株のポピーの花が見頃となっている。
ことしは天候に恵まれて順調に育ち、
黄色やオレンジ、白の花々が一面に咲き誇っているという。
水戸市では「水戸の梅まつり」が始まった。
日本三名園の一つ偕楽園には、約100品種、
3000本の梅が植えられていて、
15日時点で全体の約15%の木で開花しているという。
雨水の頃は本格的な春の訪れとは距離があり
大雪が降ったりもする。
三寒四温を繰り返し、春に向かっていくのだ。
我がベランダの沈丁花も赤い蕾からクリオネの様な花が咲き始めた。
上品な香りが優しい気持ちを届けてくれた。
雨水かな花壇の煉瓦組みなほし 赤川孝子