寺島尚正 今日の絵日記
2018年5月7日 マロニエの咲く頃
今年もゴールデンウィークが過ぎた。
6日のUターンラッシュ
高速道路の渋滞は、一時上り線で、
東北自動車道の宇都宮インター付近を先頭に19キロ、
中央自動車道の小仏トンネル付近を先頭に15キロだった。
新幹線は自由席の乗車率が、
東海道新幹線昼前、博多発東京行きの、のぞみで140%、
上越新幹線午後3時過ぎ、新潟発東京行きの、ときで160%。
国内の空の便は各地から東京や大阪に向かうほとんどの便が満席。
皆さん、移動の大変さを上回る楽しみを享受されたと信じたい。
ところで、この休みに、ゆっくりと夜空を眺めた方もいるだろう。
その夜空、木星、土星、火星が10日から
夏にかけて地球に相次ぎ最接近し、
空のほぼ同じ方角に明るく並ぶという。
これが約1世紀ぶりの珍しい現象なのだそう。
肉眼でもよく見えるようで
夏まで天体ショーが楽しめそうだ。
先ず地球に最接近するのは木星が5月10日、
土星が6月28日、
火星が7月31日だ。
現在も午前2時ごろに南西から南東の空に
月とともに並んでいる。
明るさは、木星が最も明るいそう。
色は木星が薄茶、
土星が黄、
火星が赤。
この3つの惑星が連続的に地球に近づき、
同じ方角に見えるのは1922年(大正11年)以来。
特に土星は、今、輪の傾きが大きいため、
望遠鏡を使うと美しく見えるという。
火星は15年ぶりの大接近となる。
惑星は太陽の周りを固有の周期で公転しており、
地球との位置や距離は刻々と変わる。
地球の外側を回る惑星は、地球から見て太陽とほぼ正反対の方角にあるときに最接近となるのだそうだ。
うむむ、望遠鏡が欲しくなってきた・・。