寺島尚正 今日の絵日記
2016年12月19日 これ塗ってみます
早朝5時からの番組を担当して3年と9か月。
平日は単身生活をしている。
健康第一、野菜中心の自炊を心がけ、外食は極力しない。
料理は「ちゃんこ鍋」と玄米。
柄のついた直径20センチの無水鍋に
玉ねぎ・ニンジン・ピーマン・キャベツ、そして鶏肉を入れる。
スープは、京の御だしを使って和風にしたり
ゴマ油を入れて中華風
鶏肉なのにビーフシチューのルーを入れてみたり
ホールトマトの缶詰でトマトスープも時折いただく。
毎回、薬味などトッピングで変化させるので
3食スープでも飽きは来ない。
さらに、2日後に豆腐を加えたり
玄米にかけて雑炊にすることもある。
当たり前の事だが、食事後毎回食器を洗う。
どちらかといえば、丁寧に洗浄する方だろう。
数日前、いつものように食器を洗い就寝した。
丁度日付が変わる頃だった。
生放送中のスタジオに入って来た女のテロリストが、
ナイフを光らせ
赤ペンを握っていた我が右手の人差し目がけ
真っ二つに切り込む夢を見た。
「やめろ?!痛い?!」
小さくではあったが、自分の声で現実に帰還した。
ああ、夢か・・・
ん?でも指が痛い・・・
隣で心配している親指で、人差し指の突端を擦ると、
確かに痛みがある。
力を振り絞り、スタンドライトを点けて半開きの眼で見た。
そこには、幅0.4ミリ、長さ5ミリの亀裂が。
鎌鼬(かまいたち)か!?
寝ぼけ状態の発想は短絡的だ。
数十秒後、冷静に判断した。
何で右手の人差し指が真空状態になるのだ。
今はやめよう・・・考えるのは。
なるべく触らず、明朝調べることとした。
翌朝、人差し指を見ると、やはり傷は存在した。
もしかしたら・・・
「指先、ヒビ」で検索。
出てきました、私の症状が。
原因は
まず指先の皮膚が固くなってカサついているところに亀裂が入り
ひび割れるのがほとんどのよう。
更に原因を調べると
乾燥、血行不良、使用している洗剤が合わない、とある。
まずは肌自体が乾燥している事に加え
寒い季節に水仕事などをしていると指先に血液が行きにくくなり、
血行不良となる。
血液のめぐりが悪いと栄養素も届かず、
肌の再生能力が衰えてしまう。
洗剤に関しては
洗剤に皮脂をもっていかれてどんどんカサカサになる場合が多い。
また、お湯で洗っている場合はお湯が油分を取っているので
できれば常温に近い程度のお湯を使用すべきと。
聞いたことはあったが
この年で、いやこの年だからなのだと感じる。
薬局に行き、ヒビ対策の軟膏を購入。
現在キーボードがべた付くほど軟膏を指に塗りながら
痛みを堪え打っている。
また一つ経験を積んだ。
毎日家事を担当し、指先のヒビに悩む方
心からお見舞い申し上げます。
今夜は軟膏をたっぷり塗って、軍手をして眠ろう。