寺島尚正 今日の絵日記
2016年7月25日 サルスベリゲットだぜ!
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の国内配信が始まった。
これまでスマホゲームは1度もやったことがない。
今回はアメリカなど海外40か国で爆発的人気なこと、
あのクリントン候補やトランプ候補も話題にしているのが刺激になった。
さらに基本は無料で出来ることが背中を押しやってみることにした。
早速ダウンロードしてみる。
途中までは進んだが、インストール(取り込み)がうまくいかない。
半日試行錯誤して、ようやくスタートの画面が出てきた。
原因は、位置情報を私のスマホが承諾していなかったからだったようだ。
機械音痴を棚に上げて言うと
どこに差し障りがあるのか、具体的に教えてほしかった。
アプリケーションをインストールすると、地図上に自分の分身が現れた。
(男性か女性、肌の色や、洋服の色などを選べる)
この画面を見ながら街を歩くと、どこかでポケモンたちが出現する。
そして、彼らに「モンスターボール」というカプセルをうまく投げつければ
ゲットできる仕組みだ。
ボールは、地図上に出てくる「ポケストップ」という場所に近づかないと
手に入らないので、自然に街歩きしてしまうというわけだ。
それだけの知識で、とりあえず文化放送をスタート。早速浜松町を歩いてみた。
地図上を見ると、一番近いスポットは
会社裏の中華料理店や焼き鳥店。
さらに、私がお世話になっている旧芝離宮恩賜庭園や
手前にある児童公園にもあることが判明。
あえて具体数は言わないが、二ケタポケストップがある。
以前傍のビルにポケモンセンターがあったからだろうか。
芝離宮ファンとしては嬉しい。
ゲームをしながら皆にこの庭園の魅力を知ってもらいたい。
半面、心無い人が来ないことを祈るばかりだ。
旧芝離宮恩賜庭園に行ってみた。
蝉時雨。
入り口の石碑が「ポケストップ」
其の脇の児童公園にもスポットがある。
公園や庭園の入り口には、
32人の20?30代の男女がスマートフォンとにらめっこ。
ゲームのために佇んでいるのだ。
年間パスポート(600円)を持つ私は旧芝離宮庭園内に。
顔なじみの係りの方と挨拶し、いざ、園内。
はっと気が付くと、もう画面に最初のポケモンが!
「コイキング」という魚が横になったポケモンが跳ねている。
その姿が、スマホのカメラ機能を駆使し、
バックが実際の映像にポケモンが映りこむのだ。
まずここに感動。
早速、モンスターボールを投げつけ、2回目で命中。
とても嬉しい!小躍り感覚。
昆虫採集の懐かしさを感じた。
午後3時から1時間やっただけで、10匹のポケモンをゲット。
子どもに戻ったような気分で、ワクワクした。
しかし、気が付けば、朝フル充電していたバッテリーが半分。
携帯会社からも、月末近いこともあってか
毎月契約しているデータ量に達し通信速度が低下しているとのメール。
延長料金システムがここにもあった。
ゲーム自体は無料でも、バッテリーやデータ量には影響することに
改めて気づかされた。
さらに夢中になりすぎて車や自転車への注意を怠ると危険だ。
すでに検挙されたケースも出てきている。
事故にはくれぐれも注意をしたい。
体験してみると、狩りの楽しさにハマってしまう。
気分転換にはうってつけ。
しかし、熱中しすぎる危険も。
様々な意味で世界を変えるアプリといわれるのが理解できた日曜だった。