寺島尚正 今日の絵日記
2016年6月6日 梅雨のシンボル
今年も梅雨の時期を迎えた。
6月5日、関東地方が梅雨入りした。
正確に言えば
気象庁は「梅雨入りしたと思われる」である。
梅雨とは何だろう
梅雨とは春から夏へ季節が移り変わる過程で、
ある期間、その前後の期間と比べて雨が多くなる季節現象のことをいう。
調べてみたところ、こんな感じだ。
これまでの季節で幅を利かせていた
北のオホーツク高気圧が衰え始め
南の太平洋高気圧が勢いを強める頃
2つの気団がせめぎ合うところで
前線が停滞し、雨を降らせるのが梅雨。
では、気象庁は何を目安に判断するかといえば
先述のような状況で
気圧配置や前線が梅雨型であること
ここ数日曇りや雨のところが多いこと
向こう一週間曇りや雨の日が多くなること
これらの条件で発表するようである。
この梅雨は日本の農業、稲作には欠かせない季節。
しかし、外出するときに傘が手放せないために、
嫌な季節だと感じている人もいるだろう。
さらに、6月末から7月になると、大量の雨が降ることがある。
この時期の大雨は大きな被害をもたらすことがあるので
注意が必要だ。
加えて、今年はまだ台風が発生していない。
例年ならば、5月ごろには1つや2つ発生している。
一方で、例年台風発生数はほぼ一定とのこと。
つまり、これから台風が集中して発生する可能性が高い。
立て続けに日本列島に上陸!などとならないことを祈るばかりだ。
熊本地震で被害を受けた地域は特にだが
改めて自然災害に注意である。