アパートのベランダで新たな花が開きはじめた。
去年、新宿西口イベント広場で購入した
「シスタス　スノーホワイト」。
耐寒性・多年草に加え
花が沢山咲く植木をリクエストしたところ
係の方が選んでくれた植物だ。
深い緑のギザギザした葉の先に小指の先程の蕾らしきものを
発見したのが5月3日夕方。
「明日あたり咲くかな・・」
緑の日が楽しみだった。
翌朝の9時にベランダに出た。
一輪咲いているのを発見。
「お?咲いたね?！」
思わず独り言。
純白の花びらが心を洗ってくれる。
花を眺めながら、ゆっくりと紅茶を飲んだ。
「よし、今夜はベランダでご飯を食べよう」
それを楽しみに仕事をこなし、夕方戻ってみると
「ない！！」
真っ白な花が失せてしまったのである。
「カラスが悪さをしたのか・・」
だが、今までベランダで被害を受けたことはない。
困った時のインターネット検索
「シスタス、ハンニチバナ科？」
その名の通り、開花しても、その日の夕方には花が散るため、
「半日の花」の意味のようだ。
あらま、そうだったのか。
8日夕方、3つの蕾を見つけた。
明日の朝食はベランダでとろう。

花の命は・・