浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2015年8月10日 まつりだ?!

早いもので、8日は立秋だった。
今年は、連日驚くほどの暑さが続いているが、
夜になると、秋の虫たちが鳴きはじめている。
季節は絶えず歩いているのだ。

週末は「八王子まつり」だった。
19の山車、18の神輿が街道に姿を現す。
土曜日は、午後2時から関東太鼓大合戦、
4時からは、甲州街道上での民謡流し。
それが済んで、6時からは、いよいよ山車巡行と神輿渡御。
八王子が大いに盛り上がった。

立秋早朝、およそ半年ぶりに高尾山に登った。
登ってみてショックを受けたことがある。
それは、脚力が随分と落ちていたことだ。
これまでは、頂上まで休みなしに45分で登っていた。
深酒した翌日でも、50分で頂に居た。
今回も、半年のブランクはあるものの、
「1時間あれば599メートルから麓を眺められるだろう」
そう考えていた。
出だしはいつも通り順調だった。
私の好きな6号路。
7合目あたりに清水が流れる場所を登る。
「チョロチョロ」という音の中、飛び石を登るのがいいのだ。
今回も、その場所手前までは一気に歩いた。
いつもは、歩きながら水分補給する。
それが今回、その飛び石登りの前で歩みを止めた。
正確には、休まないと体力が持たなかったのだ。
立ち止まると、汗が倍近く吹き出る。
しゃがんで顔を下に向ける。
汗が地面にポタポタ幾粒も落ちる。
5分休み、また登りはじめた。
ずっと休んでいたかった。
最後に、丸太で作った階段を上る。
此処が一番の難所。
片方の足だと歩幅が大きい。
両の足だと、ちょこちょこしすぎる。
登るペースを乱れさせる箇所なのである。
「この苦しさに耐えてこそ成長がある!」
今まではそう自分に鞭打って進み続けたのだが・・・。
今回は体がいうことをきかなかった。
階段ゾーンで10分休憩2回。
最後のアスファルト道は、反省が頭の中に充満。
日頃歩いていると思っていたが、全然ダメ。
これでは免疫力も落ちていく。
健康がすべての源。
帰りに薬王院で手を合わせ。決意を新たにした。

季節も気が付かないうちに進んでいる。
それとお付き合いする如く、我が老化も進んでいる。
「日頃から、もっとしっかり体を考えねば・・」痛感した。


まつりだ?!
まつりだ?!

好きな場所なのに
好きな場所なのに

先が見えない
先が見えない

スカイツリーより低いのに、厳しい山なのだ!
スカイツリーより低いのに、厳しい山なのだ!

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