寺島尚正 今日の絵日記
2014年10月27日 自然の恩恵
台風が行って一安心と思ったら、エボラ出血熱の日本上陸が心配されてきた。
アメリカ・ニューヨークで感染者の可能性が出たのだ(26日午後6時時点)。
これまでは、西アフリカへの渡航者マークだったが、
もし、ニューヨークで患者が増えれば、日本への飛び火する可能性は高くなる。
エボラ出血熱はどうやって感染するのか・・・。
エボラウイルスは、感染した人の血液、唾液、吐しゃ物等に含まれる。
これに触れると、小さな傷や粘膜から感染する。
たとえば、指のささくれや、目をこすっても、そこから感染の可能性があるという。
感染すると・・・風邪の症状に似た感じ。後に激しい下痢や嘔吐が。
出血熱というものの、必ずその症状が出るわけではないようだ。
患者の50%が死亡というのが恐ろしい。
潜伏期間は最大21日。
ウイルスの種類が4つあり、エボラに対応できる病院は、
日本全国に45。東京は4。
今の所特効薬はない。
ただ、日本企業が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」が
有効なのでは・・・という話も。
効いてほしい!願うばかりだ。
実りの秋・・・・
自然の恐怖を例年以上に感じている2014年である。