浜美枝のよい食と共に
2014年3月30日「ほしのほし野菜 みそ汁の具」
今回は福岡県です。福岡の南に位置する八女市の「ほしのほし野菜研究会」会長 後藤富美子さんとお電話をお繋ぎしました。
◎八女市といえば、美しい棚田が有名ですね?
はい。自然豊かで、星もきれい。八女茶のふるさとでもあります。
◎そうですね。では、そちらの特産品を教えて下さい!
乾燥させたタマネギ、カボチャ、ナスなどが入った「ほしのほし野菜 みそ汁の具」です。
汁もの、煮ものにとても便利で、好評です。
◎どうして乾燥させた野菜を商品化しようと思ったのですか?
干し野菜は各家庭で昔から保存食として作られていましたが、星野村が八女市と合併してから、新しい商品を作りたかったため、規格外になってしまった野菜を使い、商品化しました。
この辺りは自給自足が中心で、野菜は皆さんからの協力で頂いています。
◎野菜もきっと喜んでいますね。野菜は天日干しをしているのですか?
本当はそうしたいのですが、黄砂が飛んできたりしますので、乾燥機を使って干しています。
◎干した野菜の味は、いかがですか?
コクや旨みが出て、とても美味しいです。
◎おしまいに、後藤さんにとって、「よい食」とは何でしょうか?
野菜も生きています。その命を丁寧に頂いて、こうした精神を次の世代にもつなげていくことがよい食だと思います。
今回は、福岡県八女市 ほしのほし野菜研究会 会長の後藤富美子さんにお話を伺いました。