寺島尚正 今日の絵日記
2013年9月2日 秋の気配
今年も気が付けば9月。
2013年も3分の2がいった。
季節は秋に進んでいる。
東京は1日も最高気温が35.7℃と
今年12回目の猛暑日を記録した。
山に行けば、相変わらずセミが元気だ。
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ おどろかれぬる」
古今和歌集 藤原敏行(としゆき)は
風の音に秋を感じたが
エゴノキの実で秋に気付いた。
「エゴノキ」の由来はその実にある。
実の皮が有毒で、これを口に入れると
喉や舌を刺激してえごいことからだそう。
間もなく、彼岸花が咲く。
秋はその濃さを増していく。