寺島尚正 今日の絵日記
2012年11月19日 赤の恋しい季節
18日、日曜日。東京に木枯らし1号が吹いた。
「いよいよ冬へ向かうのだなあ・・」
そんな気持ちにさせる言葉の響きがある。
木枯らし1号が吹いたと認定する決まりとは・・・。
毎年調べて、1年経つと忘れてしまう。
改めて調べてみると、
l 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
l 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
l 東京における風向が西北西?北である。
l 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上である。
要するに
今年も西高東低の冬型の気圧配置となり、
平均風速約8メートル以上の北寄りの風が初めて吹いたということだ。
去年より23日遅いという。
では、
最早記録 は、10月13日:1988(昭63)年
最晩記録 は、11月28日:1981(昭56)年と1969(昭44)
最早も最晩の年も、人生節目の年だった事を発見した。
1988年8月に父が逝った。
告別式は汗だくだった。
その2ヶ月後にはもう冬の知らせだったのだ。
1981年はルーキーの年。
4月に入社し、10月には宿泊勤務を始めた。
早朝5時ニュースへのプレッシャーで、
仮眠もとれなかったのが、
漸く、11月下旬に少し眠れるようになった頃だ。
そんな時に木枯らし1号は吹いたのだ。
今年は・・・・。
来年起きそうな節目に向かって、
準備を始めた、そんなこの頃である。