寺島尚正 今日の絵日記
2011年2月20日 雨水前の雪
日曜は、二十四節季の「雨水」だった。
雪が雨に変わり、その雪が解け始める頃だ。
なのに、先日の雪。
梅や桜の開花も遅れそう。雪が止み、青空の朝、
木々にまとわりついた白い綿が、
朝日に照らされて、それは綺麗だった。
純白に陽の光が当たり、
薄いピンク色に。
雑木林の中から空をを見上げると、あたかも桜が咲いているよう。
思わず立ち止まり、木々をを眺める。
強めの北風が吹くと、
花びらが散るように
細かな雪が舞う。
あまりの華麗さに、
一時、寒さを忘れる。
桜吹雪という表現がある。雪桜という言葉があってもいいと感じた。
今年の桜はいつ開花するのだろうか。