浜美枝のよい食と共に
2011年10月9日「手打ちうどん弁当」
新たな特産品というのは、定着するまで時間がかかるものですが、
今日ご紹介するのは、今年の3月から販売がスタート!。
早くも地元の人から、あつい支持を受けているJAの女性部が作った
手作り弁当のお話です。
「埼玉県東松山市」「JA埼玉中央・女性部」「キラリ工房」の
荒川優子さんにお話を伺いました。
◎ 名物になっているお弁当に関して教えて下さい。
お弁当の名前は、「手打ちうどん弁当」。
内容は、手打ちうどん、まぜご飯、季節の野菜を使用したてんぷら3品、薬味。
これがセットになり、360円。
「手打ちうどん」は、地元の小麦を使っているため少し黒い色をしています。
◎ なぜJA女性部のみなさんがお弁当をつくろうと?
お弁当は、今年の3月に発売開始。
県内の各地で女性部の活動が盛んに行われていたが東松山では、行われていなかった。
地元の小麦があり、それが何かに生かせないか?と考えたどり着いたのが、
手打ちうどんでした。
◎ うどん作りの経験者はいたのですか?
地元伝統食ではあったが、本格的に作った事がある人はいなかったため、
ゼロからのスタートでした。
地域の手打ち名人や、うどん作りの上手なメンバーのご主人に教わって、
販売できるレベルになった。現在は、4人のメンバーが定期的に手打ちしています。
◎ お弁当の評判は、いかがですか?
この弁当では、塩味を少し強めにしています。
コシがあって、粉そのものの味が楽しめると好評です。
価格も360円と安くて、ボリューム満点!
JAの直売所で販売しており、人気商品になっています。
◎ 今後も新メニューなどを考えているそうですが・・・
手打ちうどんが成功したので、今度は麺に野菜を練り込んだり、米粉を使った麺が
できないか考えています。
◎ おしまいに、荒川さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
安心して食べられる物を口にする事です。