浜美枝のよい食と共に
2011年9月11日「ブロッコリー」
農家のみなさんは、収穫した野菜をいかに早く新鮮で美味しいまま、
消費者の元へ届けるか?様々な工夫をしています。
今日は、ちょっと変わった輸送方法で人気のブロッコリーを紹介します。
「長崎県佐世保市」「JAながさき西海(さいかい)」
「ブロッコリー連絡協議会・部会長」の山口保(たもつ)さんにお話を伺いました。
◎ 新鮮なまま消費者にブロッコリーを届けようと輸送方法に秘密があるそうですね!
ブロッコリーを氷詰めにして輸送しています。
低温で運ぶことによって、栄養素がほとんど減らず、鮮度を保つ事ができ、味も落ちません。
◎ 地元のブロッコリー栽培の歴史を教えてください。
ブロッコリー栽培は、平成5年から本格的に開始しました。
地元メンバーの高齢化が進み、実作業の負担を減らそうと、軽量の野菜を栽培しよう
となり、選ばれたのがブロッコリーでした。
山口さんも以前は白菜や大根を栽培していたが、現在は、ブロッコリー1本に絞っています。
◎ 氷を使った輸送方法を始めたきっかけは?
この方法は、平成20年から始まったものです。
以前はせっかく出荷しても、温度変化によってブロッコリーが黄色く変色してしまう
事が度々ありました。それを防ぐことはできないか?と考え、県内の五島列島では、
ブロッコリーを氷詰めにしていると聞き、それを参考にさせてもらいました。
◎ ブロッコリーの評判はいかがですか?
氷を使ってからは、変色する事が一切なくなりました。
以前は大阪・広島が中心でしたが、徐々に関東や東北からも問い合わせがあります。
◎ 今年の出来はいかがですか?
ブロッコリーは11月下旬?5月いっぱいまでの出荷いたします。
今年も順調にブロッコリーは育っています!
◎ おしまいに、山口さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
新鮮な食材を口にすることです。
◎ 山口さん、ありがとうございました!
「長崎県佐世保市」「JAながさき西海(さいかい)」の
山口保(たもつ)さんにお話しをお伺いしました。