浜美枝のよい食と共に
2011年5月15日 「体験・山菜摘み農園 じゅうべえ」
5月に入り、山菜が美味しい季節になりましたね。
今日は、滋賀県で山菜採りができる農園が人気を呼んでいるという話題です。
「滋賀県・高島市」「体験・山菜摘み農園 じゅうべえ」の西澤恵美子さんにお話を伺います。
◎ はじめに西澤さんがいらっしゃいます、高島市に関して教えて下さい。
滋賀県高島市は、琵琶湖の西部に位置している。
日本海側に近いことから冬の寒さは厳しく、積雪量の多い日本海側気候です。
4月下旬まで周りの山は、雪が残っています。
農園がある場所は、市街地から車で1時間ほど離れており、農家も多く、しいたけ栽培をしています。
◎ 山菜採りができる農園を始めたきっかけを教えて下さい。
私は高島市に嫁いで、義母さんから農業を学びました。
最近は、集落で過疎化が進み、田畑が荒れてしまった。
これ以上、荒れていく里山を放置するわけにはいかない!と思い、
はじめたのが山菜とりの出来ます農園「じゅうべえ」でした。
◎ 農園の特徴を教えて下さい。
お客様と一緒に山に入り、山菜を摘んで来ます。
旦那さんと義母さんも手伝ってくれて、シーズンには大勢のお客さんがやって来ます。
戻ってきたら、採れたての山菜を料理し提供しています。
◎ 5月下旬に食べられる山菜は、どんなものがありますか?
こごみ、山ウド、しいたけ、山にんじんなど。
山ウドやしいたけは、天ぷらにしたりする。
周囲は、猪や鹿もいて、食べられないようにするのが大変…被害が結構あり、
猪や鹿のためにしいたけを栽培しているんじゃないか!?と、思う事もあります。
◎ お客さんの評判は、いかがでしょうか?
やって来ますのは、地元の滋賀県からだけではなく、
京都、大阪、奈良、愛知・名古屋からもお客さんが来ます。
子どもから年配の方まで、年齢層は幅広く、年配の方は、
昔はみんなこんな景色だった…と、懐かしむ人が多い。
◎ おしまいに、西澤さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
旬のものを食べる事!これに限る。