寺島尚正 今日の絵日記
2011年4月25日 置き去りの花
「あなたの冬と春の線引きは何ですか?」
こう聞かれたことがある。
その際、明確な答えは出せなかった。
この5年、わかりやすい説明が出来るようになった。
「車のタイヤをスタッドレスから通常に換えたときです」
日曜に我が家の車が春を迎えた。
桜が咲いても油断は禁物。
過去に何度も雪と桜を経験している。
ゴールデンウィークの週になれば
記憶では雪の想い出はない。
土曜日は嵐だった。
街の至る所でビニール傘の無残な姿が目に入った。
いくら傘が破損したからといって
その場に置き去りはいかがなものか。
また、自販機の空き缶回収ボックスのように
壊れた傘をまとめる箱をコンビニに設置するなど出来ないのだろうか。
費用はおいて、金属とビニールを分離すれば再利用出来そうな気がする。
今回の震災で日本人の優れた点が再確認された。
一方都会では考え直さなければいけない行動が多々あるようだ。