浜美枝のよい食と共に
2011年1月16日 「初代・JAいわて純農Boy(ジュンノウ・ボーイ)」の米田雅樹(まいた・まさき)さん
農業の未来を考えたとき、「若い担い手」の存在がとても大事になってきます。
「JAいわて」では農家の若者をつのり、岩手県の農業をPRする「青年部員」を結成したそうです。
今日は岩手県「初代・JAいわて純農Boy(ジュンノウ・ボーイ)」の米田雅樹(まいた・まさき)さんにお話を伺います。
◎ 岩手県の農業の現状は、いかがでしょうか?
青年部員はおよそ2000人いるが、高齢化や後継者不足で、毎年100人ずつのペースで減少しています。
しかし、先細りでは困る。若い担い手を増やし、農業の未来を明るくしたい。
◎ 米田さんが選ばれた「JAいわて純農Boy」に関して教えて下さい。
昨年からの取り組みで、岩手県の農協青年組織協議会が若者の農業参加や農協青年部
活動をPRするために公募したもので、20?30代の応募者があり、3人の中から
選ばれました。
◎ 米田さんがこの企画に応募したきっかけは何だったのでしょうか?
親戚からの勧めがあり、企画に興味を持った。また、岩手の農業が少しでも盛り上がればと思い応募しました。
◎ 具体的にどのような活動をする予定でしょうか?
先日、初仕事で神奈川のスーパーへ出向き岩手県の野菜をPRしてきました。
今後は、青年大会などに参加して、岩手の農業をアピールする予定です。
◎ 初代に選ばれて、周囲の方の反応はいかがでしたか?
一緒に農業をやっている父からは、選ばれたからには、しっかりと仕事をするように激励された。
地元では新聞などでも報道され、同級生も農業をやっている人が多いため、多数の連絡がありました。
◎ おしまいに、米田さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
家族揃って、食事をすること。