浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2011年1月7日 振れば振るほど

百貨店の催事場を覗いた。歌舞伎座幕あい市をやっていた。
実演販売が幾つか開かれている。
縁起物に目がとまる。
2センチ位の金色打出の小槌。ストラップ式である。十を数える米粒大の物がある。
足を止め、法被を着たおやじさんの口上に耳を傾けた。
縁起物がよくわかった。
先ず、お守りと縁起物の違い。
簡単に言えば、攻めと守りだ。
お守りは、災いから正に守る役目。
一方の縁起物は、幸せをとりに行く、前向きの心意気だ。
成る程、言われてみればそうなのか。
小槌の中に、十の物を入れる。
恵比寿様、大黒様は金運、食べ物の神様。
瓢箪は6入れる。無病箪(むびょうたん)と 六はむと読む。
蛙は、無事かえる。
サイコロは、何処に落としても目がでる。
小判はお金に不自由しない。
南天は、難を転ずる。
破魔矢は、魔を射る、厄落とし。
狸は、他を抜く、勝つ。
そして達磨は、必ず良いほうに起き上がる。
どうだろう、縁起かつぎが十も集まると、明るい気持ちになってくる。
一ついただいた。
毎朝小槌を振っている。
2011年、今年も前向きで、良い年になりそうだ。

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振れば振るほど

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十の幸せエキス入り!

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