寺島尚正 今日の絵日記
2010年8月30日 夏の終わりに
しかし、暑い!八王子は、34度が続いている。
暦の「立秋」と、体感する秋はどんどん距離が開いていく・・・
ここ数年、そう思う。
久しぶりに脱走に成功した我が家のネコは
外の暑さに耐えきれず、2分で詫びの声を出しながら網戸をこじ開けた。
好物の雑草があまりに高温になっていたからである。
猫舌とはよくいったものだ。
『春は名のみの風の寒さや・・』早春賦の一節だ。
『早秋譜』という作品があるならば
現代は『秋は名のみの外の暑さや』だ。
朝起きると汗ばんでいる。
布団を干すと、大汗。
ご飯を食べて、汗とまらず。
水シャワーで救われる。
ネコ砂を買いに行ってまた汗。
帰ってきて水を飲み、汗。
布団を取り込み、大汗。
水シャワーで一休み。
体重計に乗る。
減らない。
夕方5時をまってビールのプルトップに手をやる。
う?ん、甘い!
ツクツクホウシが鳴いている。
嫌ではないな・・・この生活。
夜は虫が喧しいくらい元気だ。
秋はすぐそこに来ているのだろうか・・・。