浜美枝のよい食と共に
2010年7月18日 シルクナス
いよいよ夏・・・。トマトやキュウリ、ナスなど夏野菜がおいしい季節となって
来ました。今日はちょっと変わったナスをご紹介します。その名も「シルクナス」!
どんなナスなのでしょう?
◎ はじめに兵庫県・豊岡市に関して教えて下さい。
兵庫県の北東部に位置する町です。北は日本海、東は京都府に面していて自然豊かな
地域です。城崎温泉もあり、観光客の多い場所でもあります。
◎ シルクナスとはどのようなナスなのでしょうか?
シルクナスとは白ナスの事です。やや緑色のナスを想像するかもしれないが、
シルクナスは、本当に皮も身も真っ白です。一般的なナスに比べ、糖度は6度と高く、
皮が厚く身がしっかりしているため、田楽や素揚げなどで食べるとおいしいです。
6月下旬?9月頃までの出荷しています。
◎ シルクナスを栽培し始めたきっかけを教えて下さい。
地元は200年の歴史があります。「但馬ちりめん」産地です。
現在はちりめんの生産も少なくなってしまりました。
このシルクナスの栽培をはじめたのは、平成12年の事です。
当時、観光協会の仕事をしていました。そこで新たな特産品を作ろうと、
絹のように白い野菜にこだわり、シルクナスに辿り着きました。
◎ 栽培するに当たって苦労した事は、ありますか?
家は、元々農家でした。が、当時は会社勤めでした。
たった一人で、シルクナスの栽培に取りかかりました。
手当たり次第、海外のナスを栽培してみて、辿りついたのが米国原産のナス
「シルクナス」でした。
◎ みなさんの評判はいかがでしょうか?
一度見たら忘れられない外見なのでインパクトが強いためか、10年近く経ち、
地元でも賛同してくれる人が増え、現在は16人ほどの農家で、栽培しています。
◎ おしまいに、森脇さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
好き嫌いせずに何でもよく食べる事です。