寺島尚正 今日の絵日記
2010年7月5日 5年越しの結実
第19回ワールドカップ・南アフリカ大会、サムライブルーは私達に幾つもの教訓を残してくれた。
数え上げれば枚挙に暇はないが、我が家ではその教えに合致した嬉しい出来事が。
あれは、娘が中2の時だから、今から5年前。
W杯ドイツ大会の前。
夏休みの家族旅行に、奮発して沖縄を選んだときのことである。
名護市のパイナップル見学施設でお土産を買った。
自分に何を買おうか悩んだ。
お菓子なら姿が無くなる。その他に食指は動かない。
ふと目に入ったのは、ハイビスカスの幹。長さ15センチくらい、直径が2センチの薄茶色。
正直、ここから芽が出て、若葉が繁り、赤い花が咲くとは想像出来ない。
しかし、微かな勘でレジに持って行った。
コップに3センチ水を溜め、週に一度替えた。
2年間、一切の変化はなかった。
3年目のある朝、中年男性の髭に混じる白い物が下から。
半年かけて根が出てきたのだ。
その後青葉が・・・。
しかし、蕾はその兆候すら無しの状態。
根が伸びた段階で鉢に植え替えた。
そして、とうとう今年・・・・。
赤い赤い花を披露してくれた。
コツコツ努力
諦めない