この季節、山では晴天が木霊(こだま)の姿を出現させる。
木々の間から、青空を見上げるのも好きなのだが、
乾いた土色の道に明るく照らす日光が
まるで森の精霊の様に降り注ぐのを見ると、神秘的な気持ちになる。
木霊は様々な形をしている。
特に存在感があるのは、丸。
木と木がかぶさり、葉が重なりあって出来た形が丸。所によっては、緑が濃く暗い道に、ポツンと一つだけ光が存在する。
もはやそれは、魂としか言い様がない。
神聖な佇まい。
今日も心が洗われた。
木霊入り口
お出迎え
清涼剤
幹にも・・
一遇を照らす
丸の神秘