寺島尚正 今日の絵日記
2009年9月7日 秋の色
土曜日曜は久しぶりの晴天となった。思えば1週間前は落ち着かない日曜だった。衆院選投開票と台風11号接近。政治も天候も動いた。2009年8月30日、日本の政治史から見れば歴史に刻まれるはずだ。次の盛り上がりは、9月16日といわれる特別国会招集、首班指名とすぐに行われる組閣。選挙で第1党となり、連立は組むものの、308議席を獲得した民主党。55年体制以来初、堂々の野党が与党になる瞬間。その9月16日、不肖、私51度目の誕生日。落ち着かない日になりそうだ。
晴天の日曜庭の草刈りをした。「陽射しがあればヤブ蚊も刺しづらいだろう・・」勝手な判断をした私が甘かった。10分間に左右足と腕合わせ10箇所!撃退率は50%。腕膝は発見できたが、膝の裏側はされるがまま。敵も生存をかけて必死なのだ。痒みがなければこちらもむきにはならないものを・・。
新型インフルエンザではないが、蚊も進化して300年後には痒みを残さず吸血するようになるのかもしれない。それはそれで大変だ。気がつけば蝉の声が数匹となり、5時半になれば鈴を転がすような秋の虫の音が涼やかな風と共に耳に届く。季節は巡っていく。
どんなときにも「自然」に耳を傾けられる自分でありたい。