荒井修さんは1948年、東京・浅草のお生まれ。日本大学芸術学部に在学中、 家業である扇子の造り方を学びはじめ、二十代のなかばからオリジナル扇子の 製造・販売をされてきました。現在は老舗「荒井文扇堂」の四代目を継がれています。 96年にはウィーンとブダペストで扇子の個展を開催。また荒井さんの作られた 舞台用の扇子は歌舞伎役者の玉三郎さん、團十郎さん、勘三郎さんなど多くの 役者さんに愛用されています。